- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101228044
感想・レビュー・書評
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(1992.05.16読了)(1984.11.13購入)
ぼくたちふたりの運・鈍・根
内容紹介 amazon
我々に最も必要なのはナイーブな精神とオリジナリティ、即ち〈やわらかな心〉だ。芸術・学問から教育問題まで率直自由に語り合う。
☆関連図書(既読)
「音楽」小澤征爾・武満徹著、新潮文庫、1984.05.25
「やわらかな兄 征爾」小澤幹雄著、芸術現代社、1985.12.20詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クラシック界の巨匠・小澤征爾氏と、フィールズ賞を受賞した広中平祐氏による対談が収められている。両者は、お互いに大成するずっと前からの友人だったとのこと。本書のコーディネーターである萩元晴彦氏による対談状況の説明が、両者の対談を上手く盛り上げている。個人的には、広中氏の師匠であるザリスキー氏についてのエピソードが一番面白かった。『Is your resolution still a theorem?』とは、なかなか深くてウィットに富んだ発言である。
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古本屋でずいぶん前に買って
最近やっと読みました。対談形式が読みやすくもあり
会話がループしてるところもあり。
お二人の若い頃がうらやましく思える一冊でした。 -
対話形式。読んでみると意外におもしろいことが書いてあって読みやすかった。ただ、対話形式のため、大事なところが散りばめられていてわかりにくいのが難点でした。
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数学者と音楽家の組み合わせ、しかも分野は違えど世界トップレベルのふたりによる対談集に興味を惹かれて読みました。こういう本は好きです。背中をちょっと押されるような、やる気が喚起されます。