オイアウエ漂流記 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101230368

感想・レビュー・書評

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  • 南太平洋の上空で小型旅客機が遭難、流され着いたのは無人島。年齢性別職業がバラバラな10人の絶体絶命サバイバル。
    コメディタッチなので、生きるか死ぬかの悲壮感は薄い。ただ、文明の機器は一切使用不可能な状況なので、自分の身に置き換えるとゾッとする。最も記憶に残るのは「ウミガメのスープのクイズ」。

  • !最後どうなったのか!?
    仁太、おじいちゃん、早織さんは助かったようだけど、どういう経緯でなのか気になる終わり方だった。

    早織さんもずいぶんだし、
    登場人物が皆、癖のある人間ばかりだったが
    バッドエンドではなくて良かった。

  • 面白かった。
    中間からは、次の展開を知りたくて
    一気に読んでしまいました。

  • キャラクターは立ってるし、途中、かなりリアリティもあるし。でも、ラストがなぁ……少し残念。

  • ユーモア溢れる流れに一気に読み進む。キャラ丸出しの登場人物が、時おりそっと見せる裏の一面にひとを感じた。2017.6.1

  • 文体が好きになれないな。
    漂流生活はリアルに思えたり思えなかったり。

  • 楽しく読めた。終始。

    登場人物は皆、個性豊かで、そういう映画を見てるかのように漂流生活が目に浮かぶ。

  • サバイバル小説のエンターテイメント。

    無人島に漂流した10人と一匹の暮らしぶりが楽しい。
    この10人の色分けも面白いのだが、果たして助かったあとの人間関係(会社関係)はどうなっていくのか、それは想像次第。

    ただ、ちょっと長めかなぁ。

  • ラストが惜しかった

  • スタートの墜落のシーンから面白かった。
    現代の日本人達が遭難すると確かにこんなかも。登場人物達がみんなコミカルで、日々のサバイバルシーンもミョーにリアリティーがあって楽しく読めた。ロビンソン・クルーソーより蝿の王より現実的な遭難の話だと思う。

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著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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