小説以外 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 808
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234182

感想・レビュー・書評

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  • 読むと買いたい本が
    急激に増える本

  • エッセイが面白い小説家さんって素敵!
    恩田さんの小説はすごく好きなものと、いまいちはまりきれないものがあるのだが、こんなフランクででも魅力的な人が書いてるんだと思うとまた違った楽しさがあるように感じる。
    ちょっと気恥ずかしくも感じるけれど。
    本当に本をたくさん読まれる方なんだなと痛感したけれど、本ではなく私が1番共感したのは本ではなく圧倒的に二日酔いのエッセイでした。

  • たくさんの本が紹介されていて、読みたい本が増えていきます。 会社員をやっていた頃のエピソードもあり、あんな大変な状況の中、小説を書き上げたことに驚きました。

  • 恩田陸の書く小説が大好きなので、恩田陸の読んできた本にもものすごく惹かれる、そして同じ本を読んでたことが分かるとなんだか嬉しくなる。

  • 所々作品の元になってる部分が感じられた。
    マイナーな本が多く出てくるけど読みたい本が何冊か出来た。

  • みっちり贅沢なエッセイでした。

  • ばらばらの場に書かれた随筆をまとめたものだから当然なのだが
    これを読んだだけで何かを知ることはできない
    作者の作品をより読んでから再読すべきか

  • 何度読めば気がすむんだと思っても、都度都度読んでしまう。

  •  主に作品や読書にまつわるエッセイ集。恩田さんの読書量は凄まじく、到底追いつけそうにない。読み方も深くさすが作家さんだなぁと思わせられたけれど、それでもなお失われていない「読者人格」がびしびし伝わってきて、親近感を覚えることもできる。量も多くて読み応えたっぷりのエッセイ集だった。

  • 再読。お気に入りの作家さんが本について書いたエッセイを読んで、幸福感でいっぱい。オススメの本を全部読みたくなる。が、これがなかなか実現できない。今年の1月から恩田さんの作品を出版順に読み直していて今ようやく半分くらい。読破できるのはおそらく6~7月。その間にも新刊は出続け、積読本が今でさえ20冊以上。それらを片づけると10~11月。その頃にはこの本のことは記憶の彼方に消えているのだ。この本を片手に新たな本との出会いを果たしたいのに・・・。読みたい本も、読みなおしたい本もいっぱいあるのに、時間だけがない。

  • 文句言いつつ、なんで恩田ばかり借りてくるんだろ、自分・・・?といつも不思議に思ってた。

    アガサ・クリスティのベストが「葬儀を終えて」だとあって、納得。これって、ベスト10に数える人は多いけど、ベスト1とする人に初めて会った。なんかそれだけで満足!そっかー同志だったのかー^^

  • テーマもなく、ひたすらに集約されたエッセイ。客観的で時折ニヒルな視点と語り口は作者とイメージとおり。またエッセイ出して欲しい。

  • 恩田陸って女性だったんですね…知らんかった。
    恩田さんおすすめの著書がわんさか載っているので、次に読む本が決まります。

  • 恩田陸ファンは必読のエッセイです。
    恩田先生が影響を受けた小説、音楽、映画、漫画などがたくさん紹介されています。麦海を読んで、少女漫画が好きな方なのだろうなと思っていましたが予想通りでした。
    先生の自作品に対する解説もあってにやりとさせられました。読み応えのある一冊です。

  • つまらない本というものに対して激しい憎悪を感じる。
    一生許さない。
    孫の代まで祟ってやろうと思う。

    読書を愛する恩田先生だから言える言葉だなぁ!
    面白いエッセイでした。小説を書くきっかけ、子供時代~学生、兼業していた頃、専業になってからがびっしり詰まってます。
    そして先生の読んだ本の数々。興味を引くものばかりです。

    でも恩田先生の作品で読んでいないものを先に読みたいと思いました。次に読むのは絶対「六番目の小夜子」

  • 恩田さんのエッセイ。
    一編一編がとても短いのに、なぜか読むのに時間がかかった。
    ちらりと恩田さんが軽いタッチで書かれている文章を読むと、当然小説の一文ではなくここから物語が始まるわけではないとわかっているのに、そんな後生なーと思ってしまう。
    恩田ファンは恩田さんが他の作家さんに対して思ってるように、作品を待ちわびてるのだと実感。

  • むしょうにアガサ・クリスティが読み返したくなった。もう覚えてないからまた新鮮に楽しめるかも。
    退院したら何作か買いに行こう。

  • 読書体験とか怒りのツボが似ていて嬉しくなった。ネタバレには激怒するよね。

  • いろんな雑誌に書いた本についての話や
    文庫の解説など、
    本好きな恩田陸さんの本の話とか
    ちょっこっとですが私生活も見れます。
    ひとつの話が2、3ページで手軽に読めてイイです。
    恩田陸さん好きです。

  • 本好き、お酒好き。恩田さん好き。

  • 初読:大学生
    恩田陸の小説より好きかも。読んでいてほっとする。次に読みたい本を選ぶ手がかりにもなるし、忙しいOL生活の合間に小説を書き始めるエピソードに勇気づけられて、自分も仕事を言い訳にしてないでがんばろうという気になる。

  • 本ばかりの生活でうらやましいと感じた記憶があるから、読んだような気がするけれど。ほとんど覚えてないから、また読みたい。

  • 恩田陸さんが大の本好きだということがわかる一冊。
    本への愛が本当にすごすぎる!

    私は恩田さんの作品は、「夜のピクニック」をはじめとする3作品ぐらいしか読んだことがないので、他の作品も読みたくなった。
    とくに、「ネバーランド」と「ユージニア」。

  • 「読む本探し集」というか。

    殆どの文章で、恩田さんが面白そうな本を沢山紹介しています。
    エッセイとして読もうとすると、文章のブツ切れ具合が短すぎるので閉口するかも。

  • なんでも思ったことを綴ってます

  • まさしく恩田陸の小説以外の文章 エッセイ 恩田さんは小説もエッセイも面白いタイプの作家やと思う なんか私が居住環境デザイン論で言うところの場所性 土地の記憶に引かれるのは恩田さんの影響が大きいと思う 様々な作品の裏話 好きな本 休日の過ごし方 なんかいろいろ知れて恩田さんが言うところの贅沢な気分を味わえた 読みたい本が増えたなぁ

  • タイトル通り、小説以外の文章をまとめたエッセイ集。恩田さんの書く文章が好きなので、エッセイも楽しく読めました。

  • なぜか読んでいると眠ってしまう…
    大好きな恩田陸さんなのになぁ
    なかなか読み終わらない

  • 恩田さんワールドすき

  • エッセイが出ていることは知っていたにも関わらず、謎のテンションで購入したため、読み始めてエッセイなんだ!って思った私(笑)

    結果今の恩田作品の材料となった作品が知ることが出来て良かった。かぶってるものを見つけては喜び、新たな作品は自分の購入リストに入れていく。たまにビール休憩はさんで(重要)、また読んで。

    幼少期からビールまで長い期間の彼女を知る事が出来る一冊。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

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