- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101237329
感想・レビュー・書評
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ホワイトピアノに出てくるセンダくんが1番好きかもしれん。
センダくんみたいになりたいと思う。
なれんけれども。
あと、かなちゃんとか進くんとかの感情がすごくリアルに感じて、この人は子どものときの気持ちをすごく大切にしてきたんじゃないかなあって思った。
かなちゃんの、ツツジの花で道を作るシーンが、そこでお母さんに怒られることをちょっと不安がったり、でも出来てくる花の道が綺麗でワクワクしたりする気持ちが、すんごくいいなって思った。 -
青春モノ。
ただ、小学生や中学生、高校生の頃のことを聞いた作品。
他の佐藤さんの作品がおもしろかった分、チョッピリ残念に感じた作品だった。 -
こんな時代を過ごせなかったな
なんとなく囲われた小学校時代だった
それは今も続いてるのかな -
2019/07/10再読
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内容紹介
佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。どしゃ降りの雨のプール、じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。そして、ぼくと佳奈。たがいに感電する、不思議な図形。友情じゃなく、もっと特別ななにか。ひりひりして、でも眩しい、あの夏。他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。 -
少年少女のちょっとした日常を書いた本でしたが、小さかった頃を思い出すような懐かしさを感じる本でした。海のゼリーよく食べきった笑
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【みずみずしく、さわやかな物語】
みずみずしい。読み終わったあとに思い浮かんだのはこの一言。
昔読んだときはどう思ったんだっけなあ。
10年以上ぶりに読み返していました。
左手を事故で失った広一。美人で奔放な佳奈、その弟の進。
3人の特別な出会いや、その後の青春時代を描いたさわやかな短編集でした。
広一の母がジャズピアニストであったり、進の家にピアノがあったり、中古ピアノを扱う会社を営む友達が佳奈のまわりにいたり。
ピアノがこの物語ではキーポイントかな。
あまり音楽に明るくないけど、文章から音楽を表現できるのはすごいなと思います。聴いたことのない曲でもこんなかんじかなとイメージできます。
子供の時の偶然の出会いは思いがけなく、その子の人生に大きな影響を与えるのかなと思いました。 -
高校生向け青春!