歓喜する円空 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (417ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101244136

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  • 円空の彫刻は、色々な図説でチラ見した時、とても恐ろしくて近づけなかった。でも、あるとき、図書館でこの表紙を見た時、ものすごく惹かれました。『歓喜する』の言葉を見た時、心にあっという間に円空が飛んできて、すっと馴染んだ。自分がちょっと変ったような気持ちになって、嬉しかった…というのが表紙を見た時の私。巻頭にて見れる写真‐円空の代表作たちを見て、『そうか、これは歓喜なんだ』って教えられました。梅原猛先生の、情熱的な研究と推理、こころを分けて貰えます。私が思ったのは、これは『愛』ってやつかも…という事です。こんな思いを見る人に与える芸術家に私もなりたいです。

著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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