最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.23
  • (42)
  • (272)
  • (475)
  • (104)
  • (21)
本棚登録 : 3733
感想 : 375
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250557

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホントに良かった。

    特に良かったのは、伊坂幸太郎「僕の舟」、朝井リョウ「水曜日の南階段はきれい」、石田衣良「イルカの恋」

    「男の恋」というよりは女性目線の話ばかりだったような気もする。

  • いいですね~
    朝井リョウさん、初めて読んだんですが、よかったです。

  • 男性の恋愛小説。
    短編集だけど、どれも印象深い。
    少しさっぱりしているような、でも、深い部分に何かあるような、余韻をはじめとする残す作品ばかりだった。

  • 感想は、男性が書く恋愛小説はきれいだなーと。女性作家の場合、やっぱり女の業というか、どろーっとした感情が生々しく伝わってくるけど。男にとって都合のいい話もおおいけど、でもどの話も爽やかで男の人が女性にどうあって欲しいのかが所々に透けてる気も。勉強になります、笑

  • 伊坂さんのお話が読みたくて購入して移動時間に読了したところ、車内で号泣して大変なことになりました。
    好きです。


    伊坂さんのお話は鮮やかな伏線回収っぷりは最後まで「ありがとうございます!」と言いたくなるようで、本当にもう「さすが」の一言でした。
    朝井さんのお話は読みやすさと面白さ。こんな青春してみたかった……。

    越谷さん、橋本さん、荻原さんの本今までは読んだことがなかったのですがこの本をきっかけに作家さんの他の本も読みたくなりました。
    かたちの違う「最後の恋」の1話1話の完成度が高くて飽きずに読めるのもいいですね。アンソロジータイプの単行本には手を伸ばしたことがなかったのですが、これを機に他の本も読んでみたいです。

  • 越谷オサムの「3コデ5ドル」が良かった。

  • 女性作家の方よりこっちの方が共感しやすかった。変かなぁ?

    1つ1つのお話が“あ、大切な恋なんだな”と伝わってきて、この本が大切に思えてくる、そんなお話ばかりだった。

  • 男性作家による、本気の恋をテーマにした短編集。ビッグネームが並ぶ中、私は最年少の朝井リョウの作品が一番気に入りました。若者らしい、青春小説。でも、若者らしからぬ奥深さ。心にガツンときました。

  • 伊坂作品が星五つ。
    黒澤が出ると脳内で堺雅人に変換されるから二倍楽しめる。

    朝井リョウ、荻原浩、越谷オサムも良かった。

  • 色々な作家さんの短編小説があわさった一冊。
    中身に関しては、短編だから、スピードが速い。

    そのくせ、実に丁寧に心の動きが読み取れる一冊。
    はかない恋があったり、これから期待させる恋があったり。

    まさに題名にたがわない、最後の恋、中には一世一代の恋もありますが!

    とても、あたたかくなれる一冊です。
    お勧めです。

著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

朝井リョウの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×