- Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101264318
感想・レビュー・書評
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タイトルに惹かれて読んだが予想以上に良かった。
それは服飾に関わってきた人なら誰もが思ったと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すっきりと嫌味のない表現で、それでいて独特で、共感しながら読めた。
人間には種類があって、学生時代の友達が、全然住む世界が違って見えたり、自分はどの世界の人間なのか考えたり、
分かる気がした。
物語は、結局、そういう若者の考えることの断片を切り取ったようなもの。短くて読後感が良い。 -
『三島由紀夫賞』第12回(1999年)
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どこか溢れすぎていて、別のどこかが欠けている人たち
“こっち側”と“あっち側”
映画と違うのは登場人物たちのセリフがしんと染みこんでくるとこ
実はカツオが一番カッコイイと思ってる -
読みやすいので、活字慣れしてない人にお勧めです。
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思い立って再読。単行本としては1998年の発行。
サラリーマンをやめた健司とインディーズブランドを立ちあげた凌一たちとの交流がテーマ。
やはりとてもおもしろかった。矢沢あいの『ご近所物語』なども思い出した。
あとがきは映画監督の行定勲が書いていて『GO』のあとで映画化されていたことも知った。
さらっと読めます。文庫は362円と廉価。
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この映画、行定勲さんが監督してたのを
あたしが中学生のころだから、たぶん4年くらい前?
そんくらいに観たんだよなあ
最近、この鈴木清剛さんの本読んだりしてて
あ、鈴木さんってロックンロールミシンの原作者じゃったのか、とふと気づいて
借りてみたのが先週くらい
で、今日の朝、通学の電車ん中で読み始めて
今日の授業中に読み終わったとさ
わりと短いからすぐ読み終わっちゃった
それに、テンポいい、っつーか
文章が難しくなくて会話が多いから
読みやすい!!
最後の方は、読みながらドキドキしちゃった
凌一のその、デザイナーとしての譲れない一分がさ
すごい気迫が
なんか伝わってきて
これ授業中に読んでたんだけど、ぞわっとしちゃった
で、ラストの感じが好きだな
結局みんな歩き出した、っていう
ああこのロックンロールミシンも映画で観たいな、もっかい!
つか、文庫のあとがき、行定さんだ!! -
思っていたよりずっと面白かった記憶はあるのですが、5年ほど前に読んだのであまり覚えてません。そのうちまた読み返したい。
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ミシンにかける青春。服作りに魂込めて物語は進みます。スムーズに流れるストーリー。読みやすい。良い出来です。ラストシーンが好き。