風流冷飯伝 (新潮文庫)

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著者 : 米村圭伍
  • 新潮社 (2002年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101265315

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風流冷飯伝 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • シリーズの一作目との事。
    軽く読めますが、お色気満載です(f^^)

  • まず出だしがうまい。
    江戸からきた幇間一八の目線で、読者とともにこの
    ケッタイな風見藩を歩き、奇習や個性的な登場人物
    たちと出会う。その自然な流れ。
    その後の展開も謎ってほどではなくても、一八と
    同様、「かかわっちゃったんだからしょうがない!」
    と思わせるうまさ。
    随所に「くくく」と笑わせる文章あり、一方で冷や飯
    達の哀しさを滲ませたり、とにかくデビュー作とは
    思えない。
    最後にはすっかり風見藩にいたくなる気分。

    続編の退屈姫君伝と合わせて、明るい気分になりたい
    時に絶好の本です。

  • 全1巻。
    退屈姫君伝の著者1作目。
    退屈姫君伝と別物だけど、
    退屈姫君伝につながってる。
    退屈姫君伝のちょっと前の話。
    退屈姫君伝の2巻め読もうとしたら、
    冒頭で、こっちを先に読んだ方がって書いてたので読んでみる。

    「退屈姫君伝」
    http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/4101265321

    のんびり不思議な小さな藩の
    のんびりクセのある次男坊(冷や飯食い)が
    のんびりのほほん事件解決。

    退屈姫君伝より好き。
    話の完成度も高い気がする。
    少し爽やかな青春小説のにおいもする。

    ただ、惜しむらくは脇役のキャラ立ちが甘い。
    せっかくズッコケ3人組なメンツなのに
    主人公以外の2人が影がうすい。
    在り方が妙なだけで、
    キャラとして魅力的というにはちょっと足りない感じ。
    3人の活躍が見たかった。

    退屈姫君伝より前の、プロローグ的なお話だけど、
    退屈姫君伝読んでからの方が面白いかも。

  • 文章が「ですます」で独特の優しい語り口調。江戸の幇間が、奇妙なしきたりだらけの香川の風見藩で出会った旗本
    次男坊(=冷や飯食い)と出会うのんびりストーリー。

    時代物に珍しくのんびりのほほんとしたお話。
    登場人物達がみんな憎めなくて、風見藩に行ってみたくなる。

  • 2011-79 最初の巻を最後に読んだが違和感なし。面白かった。最終巻のみが異様に暗い話し、後はほのぼの明るく読める

  • 前に読んだ「退屈姫君伝」の続編。
    時系列で言えば少し前になるのでしょうか。

    幇間の一八がやってきた讃岐の小藩風見藩にはさまざまな奇妙なしきたりがありいろいろととまどわされます。
    一八が知り合った冷飯(家督を継げない武家の息子)たちもまた風変わりにお気楽な連中で彼らと付き合っていくうちに一八はここにやってきた本来の目的を忘れてしまいそうになるのです。
    そして藩の存亡をかけて冷飯たちの闘いが始まる(かもしれない)。

    大崎善生・解説。

    (2006年05月28日読了)

  • 「~伝」三部作の一作目。
    冷飯とは江戸時代の、跡取りでない息子のこと。
    部屋住みのまま、どこかの婿に入れなければ、結婚もままならない。
    お江戸の幇間(たいこもち)一八が、なぜか風見藩をうろうろ。
    実は忍びの家系で後に出てくるお仙の兄。幕府隠密の手先として、ある使命を担っていたのだが…
    桜色の羽織という派手な格好で、道行く人に白い目で見られる。
    じつは道を歩くにも妙な規則があり、それを破っているよそ者への視線だったのだ。
    小さな藩だが先々代の藩主がなかなかに曲者で、独特なやり方をして、幕府と知恵比べをしていた。
    田沼意次は、取りつぶしのチャンスを狙っているのだが…?
    たまたま知り合った冷飯・飛旗数馬としだいに仲良くなった一八。
    気のいい数馬は暇そうに藩内を練り歩き、釣りをしている友達に声を掛ける。そこにも冷飯ならではのやり方が…時間をつぶしつつ、殺生は最小限に抑えていたのだ。
    数馬の家の主は双子の兄。兄か弟かで運命の分かれる時代、じつはときどき交代で仕事に出ているという呑気な状態。
    ある日、降って湧いたように、将棋所を設けると命が出たため、仕事に就くチャンスと冷飯は将棋盤を求めてたけりたつ騒動に。
    将棋名人を探すのを手伝う一八。
    とある理由で長男は将棋をしてはいけないというお達しがあったため、将棋が出来る人間が少ない藩だったのだ。
    名人といえば神波剣四郎が有名だったが、美形の若者・榊原拓磨が思いがけない才能を見せる。
    将棋の強い一八は試合を見守り、そして…?
    藩の事情を探りつつ、世間知らずで困っている人に力を貸して人助けをしながら、さて一八の使命は達成できるのか?
    講談調で面白おかしく語られます。
    あまり品はないけど、笑えてほのぼのした展開。

  • 暇つぶしに読んでみた。「退屈姫君」シリーズの人。で、たぶんそのお姫様が嫁いだ小藩だったと思う。確か風見藩とかいう名前だったような。
    とにかく風見藩ってーのは、変な決まりごとが多い藩。長男は将棋は指すな、囲碁は打つな。男は左回り、女は右回りに城の周りの道を歩け、と。
    市民もはやだれも気にしてなくてのんびりした藩でいいなぁ。
    その風変わりな決まりごとを定先々代藩主が、どうやら将軍様とお約束したらしい?将棋勝負。
    マジでかるーく読む小説だった。本当に軽快なノリ。いい暇潰しになった。

  • お仙の兄・一八が主人公。三部作の第一弾がこれなんだよね。
    先々代藩主が作った奇妙な決まりに縛られながらも、楽しく生きる風見藩の町民や冷飯たち。
    任務を終えた一八も、江戸に帰らずに理由をつけて居座ってたね。意外と居心地がいいのかも。

  • のほほんユーモラスな時代小説。
    こういうの大好き!
    おもしろかった。
    派手な事件もなにも起こらないけど、
    江戸時代の平和なくらしをのぞき見るのが楽しい。
    キャラクターたちもそれぞれ愛嬌があって、好きになる。
    しゃばけっぽいほのぼのした雰囲気(妖は登場しない)だけど、
    下ネタ満載なのが違う点。
    実際こんなんだったのかは知らないが、そのへんもオモシロイ。

    いいのう。江戸時代に行ってみたいなー

    舞台江戸じゃないけど江戸時代なのでカテゴリは江戸で。

  • 跡取りの長男と違って二男坊以下は長男のスペア、あとはどこかに婿入りでもしないと食う道も無い居候状態ということで「冷飯食い」と呼ばれていたようで、そんな若者の青春像みたいな感じ。キャラ読み可。

  • 2007年12月7日読了

  • めだか姫の活躍の続き「退屈姫君 海を渡る」を読もうとしたら【「風流冷飯伝」を読むと一層楽しめる】とのこと。早速読みました。退屈姫君を読んでいたから面白かったのかな?と思う。風見藩の内情をしっていたら面白い。一八と数馬や隼人、そして冷飯の人々、隼人の妻を登場人物はなかなかユニークな人々だった。

  • 三部作一冊目。<br>
    讃岐の吹けば飛ぶような小藩を舞台に繰り広げられる、陰謀あり笑いあり謎あり下ネタありの物語。主役は幇間と冷飯達。<br>
    語り口が軽妙で読みやすく、普段本を読まない人にもオススメ。ただし少々下品。<br>
    城をぐるりと囲む道を回る方向が決まっていたり、絶世の美少年が登場したり。引き込まれること間違いなし。<br>

  • まさしく江戸。<br>
    舌の滑りも滑らかな文章ではありますが、江戸の風俗をよく知らない私にはかなり慣れるのに(意味を推測するのに)時間がかかりました。話自体も深刻ではなくて軽く流れていくコメディで、慣れると読みやすいですね。色々と豆知識等が多くてちょっと嬉しいです。<br>
    諸処に見られる三国志に反応する私は中国古代史好きです・・・(ああもう本当に偏読だ・・・)。<br>
    あ、えーと、これって微妙にR指定ですか・・・?<br>

  • 数馬おっとりかわいい。というか冷飯ボーイズかわいい。
    いやむしろ風見藩かわいい。のほほんカワイイ
    これじゃ離れたくないよねー

  • 独特の文体によりのほほん具合が一気に加速している

  • 「退屈姫君伝」と「面影小町伝」と「風流冷飯伝」で3部作になっているそうです。私は「風流冷飯伝」を「退屈姫君伝」よりも後に読んだのですが、こちらが先に書かれた話で、このシリーズ(?)の一作目でした。この作品にはお姫様が出てこないのですが、この話を読んでから、「退屈姫君伝」を読むと、また一層面白さが違います。

  • 表紙買い。ジャンルはミステリかな。日常の小さな謎系です。登場人物がみんな魅力的でとても素敵

  • のほほんとした時代物。腕利きでないお庭番と,その手先のとぼけた幇間。瀬戸内に面した,のんびりした小藩。これでは事件は大きくなりそうもない。

  • これまたかわいい♪

  • 飄々とした冷飯たちが(・∀・)イイ!のんきな雰囲気がとても好き。一回だけ物語の世界に入れてやると持ちかけられたら、この本を選ぶよ。

  • 歴史と言うか、時代劇。時代劇と言うよりも、彦一とんち話。他にない味。

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