- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101273518
感想・レビュー・書評
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事前に読んでいた評通りで、やたらに「乙女」と出てきた。
近年の芥川賞の受賞者の作品は面白いものが多いなあと個人的に感じていたのだけれど、赤染さんは普通ぐらいか。「アンネの日記」はやはりいつか読みたいと改めて思った。
最後の盛り上がり方がよかった。やや長めだけれど、何かのオムニバス中の一編として編まれると光る作品のような気がする、という感想を持った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了日20130503
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2013/4/3購入
2020/5/28読了 -
文体がリズミカルで
登場人物も面白いので
さくさく読めてしまったが…
ラストに近づくにつれ
?????
読み返したけど、
???
だけど
疑問とは違う何かが残る。
乙女たちの習性がやっぱり嫌になる。
乙女をやめて良かったと思う。 -
思ってたよりあっさり終わってしまった。
もっと引き込まれたかったけれど叶わず…
アンネの日記を読むことにしよう。 -
自己、他者、密告者、言葉、記憶、乙女、噂。。。。。
観念の風が、断続的に折り重なって吹いてくる。
そんな印象と、アンネフランクの生きた情景が
オーバーラップして、重ね書きされていく。
関西弁がいい、オアシスのようになっていて、
独特の感じを醸し出していて。
良い出来なんじゃないかと思いました。
面白い作品です。 -
芥川賞受賞当時も気になっていたけれどなんだかずるずるとここへきて、たまたま文庫として発売されていたので読んでみました。本が薄いです。力を入れて書いているのは伝わってきたのと、畳み掛けがすごいです。気持ちによってはすごく嵌りそうな作品でした。
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無駄のない構成で、完成された方程式のような作品。淡々とした文章は乙女が集う大学という閉鎖的な空間をうまく表現するのに適しているように思える。
後で、書くお -
純文学に近い感じがしますが、読みやすかったですね。けれど世界観が独特過ぎで、あまり理解できませんでした。私の想像力がないからですが。
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130113