家族脳: 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか (新潮文庫)

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著者 : 黒川伊保子
  • 新潮社 (2014年4月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101279541

家族脳: 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 前向き志向ですね、、、

    新潮社のPR
    http://www.shinchosha.co.jp/book/127954/
    黒川伊保子オフィシャルサイト
    http://www.ihoko.com/index-p.html

  • 子育てとは、溺れかけて泳いでいるような必死の毎日だ。
    はじめににあったこの一文に、そうなのよーと、涙がでそうになった。
    続きの文を書いておくと、
    親たちは、なんらか失敗して、子供たちの心にしこりを残す。それは仕方のないことだ。私の息子の心にだって、いくつものしこりがあるのだろう。

  • 筆者は脳科学者ではないので、学術的ではないけれども…読み物としてはとても興味深かったし、参考になった_φ(・_・
    既に反抗期真っ盛りの12歳の息子には「男としてカッコ悪いよ」という魔法の⁈言葉は、もう使えないけどね(~_~;)

  • 【子育て・教育】家族脳 /黒川伊保子/20160318(35/461)<190/35973>
    ◆きっかけ
    ・?

    ◆感想
    ・母の子供への愛で溢れている本(涙)
    ・副題に惹かれて重い内容を想像していたが、楽しく、ほのぼの、だたそれだけでなく、著者の脳科学のバックグラウンドを活かした、とても分かりやすい脳についての解説があって、夫婦、親子、男女等々への接し方にとても参考になった。
    ・こう思えるように子育てができればな。つい目の前のことで手いっぱいだけど。
    ・先般読んだ、家族という病を著者のような女性もいれば、本著のように読み手を明るくさえ、ほのぼの涙を流してしまうようなエッセイを書く女性もいる。この差はいったい何んなんだろう。

    ◆引用
    ・子育てとは、自分自身の育ちのやり直しでもある
    ・子育てとは、溺れかけていて泳いでいるような、必至の毎日。
    ・子育てとは、どんな大きな業績にも換えられない。
    ・子(が20歳になったとき)、「育てた方は、感慨あるだろうね。ありがとう」
    ・幼少時はなんでもやらせる。脳の壮大な実験を中断させない。思う存分、ぼうとさせないと、理系やアート的な力が育たない。
    ・嬉しそうな表情の人は、人間関係がとても楽になる。
    ・正式なパーティーでなくても、落ち着いたバーや飲み屋でもいい、大人になりたての子供を連れていけるような、大人の場所を作っておく。
    ・放っておいたほうが育つ才能もある。小さい頃からのおけいこごと三昧は、子供にとっては仇となることもある。特にアート関連。ほめて育てると、伸びない。
    ・禁止されていることのほうが、子供の好奇心を掻き立てることもある。
    ・自ら出会った好きな物が、将来奇跡を起こす可能性が高い。
    ・夫に思いやりがない、妻にウエストがない、子供にやるきない=>すべて糖質過多の食生活による家庭の病理。
    ・空腹時にいきなり糖質過多の食品(甘いお菓子・果物、白い炭水化物、アルコール)を摂取すると血糖値が跳ね上がる。
    ・血糖値をいきなり上げない食品(=低GI、野菜、豆腐、そば、玄米、雑穀米)。油と一緒にとる。
    ・食事とは、脳のために栄養素を確保する作業。家族の脳は毎日の食生活にかかっている。
    ・互いにイラっとしてむかつくけれど、結果生き残れる、ことが夫婦という単位の真の目的。
    ・配偶者に耐えられないこともあるが、生物多様性の論理にのっとって、相いれない相手と、つかのまの相席(何万年も連綿と続く遺伝子の旅からすれば)を楽しむのが人生と思っていれば、すれ違うことも面白くなってくる。
    ・機械的に知の結果を詰め込むことの弊害。7+8=15になる。7も8も中途半端な数なのに足したら、キリの良い数になる。
    ・他人の立場でものを考えられる人=周囲に大切にされる人。
    ・どうして勉強する気になれないの?協力できることはない?
    ・家族は互いをアシストする関係。親は子供のサポーターであり、マネージャーであり、人生のプロディーサー。だからなじる暇はない。戦略を考え、戦術を実行するのみ。
    ・5時半台に起床する人は、一日中意欲的。
    ・息子に、「母も惚れる、いい男になってね」と言い続ける。やさしくできないなんて、かっこ悪い、だからちゃんとやろうね。等々
    ・それが何故男としてカッコ悪いの?=>私がそう思うから。私は自分の息子を世界一かっこいいと思って生きたいもの。
    ・共感:言葉の反復が基本。
    ・大切な母に○○して申し訳ない。
    ・男性脳故、家事や育児を思いやりで察してやって、なんて土台無理な話。
    ・男子の机や本棚を勝手に片付けてはならない。テリトリを決めてやり、放任するほうが、情緒が安定する。
    ・質問力こそ知力。発見は、疑問の形で浮かぶ。その疑問をテーマに、他者とやりとりすることこそが知の枠組みの構築。最終的な答えを得るのは、その枠組みにデータを入れるだけのこと。頭のいいのは、そうした枠組みを多く持っていることであり、データを沢山蓄えたことではない。
    ・母にも分からない。でも本当に不思議。将来、勉強して分かったら、教えて頂戴。
    ・いつも期待をかけて下さってありがとうございます。
    ・小学校の先生:人生初の社会的関係を紡ぐ大人。安易に揶揄すると、他人を信じる力を失う。
    ・おいらは抱きしめてほしいだけ、部屋が汚くても構わない。
    ・兄弟がいる場合は、個別に集中する時間を作るようにする。
    ・言葉の発達期:意味だけではなく、音の響き、発音したときの筋肉の動き、表情等、脳が受け止める感情情報は多く、これが意味以上に深く脳に刻印される。
    ・一家に一つ、レトロで手にかかるものを大切に残そう。包丁等。包丁研ぎを夫から息子へ伝承。
    ・13歳の脳は最も危うい。脳の構造が劇的に変わったのに操作に慣れていない状態。
    ・15歳の脳は大人脳の完成期。あなたの脳にしてあげられることはない。子育てはここでおわり、後は親友になろうね。
    ・自分の為の逃げの嘘はダメ。優しい嘘をつかなきゃいけないときもある。ただし、その美点に本当に心酔していなかったら、それは狡猾な嘘に過ぎない。
    ・50大の脳の使命:本質を見抜き、若い人たちを毅然と導くこと。
    ・人生の付加価値。その人がどれだけおもしろそうか?が大事。付加価値があると思われる人の発言には重みがあるし、皆傾聴してくれる。どうしたら自分の付加価値が出るか?=>だから実績が大切??
    ・どんなについらいことでも、周囲におもしろく話すと前向きになれる。
    ・脳の成長的に
     -28歳まで、がむしゃらにこなす。
     -28歳超:がむしゃらさを失い、重ねた体験をもとに洗練されていく
     -50代:本質的な成功回路に、瞬時に迷いのない信号が神経回路に流れるので、決断力が半端ない。
    ・女性は無駄に傷つかないこと、男性はことばを足すこと。
    ・人生の前半は、誰もが期待する優等生の答えを素早く出す能力が高く評価される。ところが、人生の後半は、その人にしか出せない、味わい深い答が要求されるようになる。
    ・この国は手っとり早く優等生になれる小狡いマニュアル本であふれている。透明人間になる本。

  • 2015.11 課題図書

  • 40代までは修行、50代からは自信を持ってひらめき。なるほど・・・。

  • 読みやすいしすごく勉強になる
    脳科学から見る育児と育自。

  • 子育てのときに、参考になる本。
    こどもの脳がどんな風に周りを認識し、成長するか、どのように接すると脳に良いか等、成長しきったわが家族の事を振り返って、思い当たる節がいくつか…。

    もっとはやく読みたかったな・・・。

  • 最初から、自分の自慢話かい‼︎と思ってしまったので、最後までそのように思えてしまった。
    でも所々、男と女の脳の違いに納得するところもあって、クスッと笑いながら読めました。

  • 心和むな

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家族脳: 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか (新潮文庫)の作品紹介

「それはダメ」「勉強しなさい」と言っていませんか? その口ぐせは子どもの才能を萎縮させているかもしれません。「男として、カッコ悪いよ」と言うと、ヤル気も湧いてくるもの。接し方を少し変えてみれば、夫の無神経さや舅の頑固も愛おしくなるはず。尊重しあうことで、家族の絆はきっと深くなる。脳と感性の研究者であるリケジョが綴る、愛情溢れるヒントが満載、痛快エッセイ!

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