ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (新潮文庫 く 34-1)
- 新潮社 (2009年9月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101286716
感想・レビュー・書評
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普通に面白くて続きが気になり一気に読んだ。
マ男の行動を見たり、考えに触れるうちに人間を絶対に学歴で判断すべきではないと、強く思った。
また、人は他の人との出会いや別れで変わることができるのだなとも思った。
何より藤田さんが格好良かった。ほんとに格好良かった。格好良い大人とはまさに彼のことだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画もおもしろかったです。
主人公の葛藤と成長に涙です…(>_<)
最後には心があったかくなりました~ -
「2ちゃんねる」のスレッドから出来た作品。
中卒で10年近くNEETだった主人公が、あるきっかけから社会へ出た。
勤めた先は、いわゆるブラック会社。
そこでの姿を笑いあり、涙あり、で書き込んでいく。
個性豊かな職場の同僚や2ちゃん住人の姿も必見。
一生懸命に考え行動し、生きている姿は、誰の心にも響く。 -
ブラック企業にPGとして入社した若者の2ちゃん書き込み。
文庫化で安くなっていたので購入、一気に1日で読みました。
自分も最初に入った会社がネットではブラックとされていましたが、
ここまで酷くはなかった。残業が多い、とか泊り込みで仕事、というのもありましたが、残業代が一切もらえないというのはなかった。
登場人物の意外な過去の話などもあり、かなり面白かった。
全部実話にしてはドラマチックな展開すぎる気もするが、
逆にフィクションとすると、文章力があるなぁと。
やはり、PG経験者の方が面白く読めるでしょうね。
しかし、こんなデスマには関わりたくないなぁ。。 -
ブラック会社に勤めているんだが、
俺は感動した。
この本に。
なんか、いろんな意味で泣けてきたよ。
(感動と同情)
自分が働いている会社が、ブラックだと思ってるやつ、
とてもオススメ。 -
横書きで読みにくいかなーと思っていたら、予想外に引き込まれた。
登場人物のキャラ濃いですね。。。映画も見てみたいと思いました。 -
おもしろい。って言ったらあかんのかな?
かなーーーーりブラックなIT業界のドキュメンタリー。
こんなひどい会社が現代にはたくさんあるんじゃないでしょうか。
残業代が出ないという話は民間企業ではよく聞く話ですが、
明け方までの残業が日常的ってのは、ほんと暗くなりますね。