キャンセルされた街の案内 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 735
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101287553

感想・レビュー・書評

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  • ぼんやりしすぎ。

  • よくわからなかったけどそんな嫌いじゃなかった

  • 図書館で借りて読んだ。

    面白くなかったわけではないが、どれも印象に残らない短編。数週間前に読み終わって、今コメントを書こうとして、全然覚えていないことに驚いた。さらっと読めるけれど、ただそれだけ。

  • よくわからない短編集。

  • 読みやすいけど気になるところでふと終わる。特に印象に残らなかった、、、

  • やはり短編だとらしさは出ても、吉田修一の本領が発揮できない。

  • 短篇集。
    表題作以外は掌編という短さ。

    吉田修一は何冊か読んであまり合わないなと思っているのだが、
    適齢期の独身OLが新入社員の男の子にちょっと惹かれていく巻頭作の『日々の春』はわかりやすくて、いけるかと思ったけどだんだんつまらないというかよくわからない話ばかりになってしまった。
    起承転結がなかったり尻切れトンボだったり。

    特に表題作は兄弟の生活と弟が書く小説が交互に出てくるため何がなんやらわからなくなってしまった。
    そして理解したいと思わせられるほどに惹き込まれるお話ではなかった。
    合わなかったね。

  • 新人社員くんの何気ない仕草が不思議に気になる、先輩女子今井さんの心の揺れ動き(「日々の春」)。同棲女性に軽んじられながら、連れ子の子守りを惰性で続ける工員青年に降った小さな出来事(「乳歯」)。故郷の長崎から転がり込んだ無職の兄が、弟の心に蘇らせたうち捨てられた離島の光景(表題作)など――、流れては消える人生の一瞬を鮮やかに刻む10の忘れられない物語。

    何気ない日常を切り取った感じ。
    起承転結の起伏が感じられない。読んでいて内容は面白い。面白いだけにもっと続きを書いてほしかった。
    にしても吉田さんが書く文体は惹きつけられる。

  • まぁ・・・難しい。

  • 短編集。

    一番良かったのは「日々の春」

    個人的には長編作品の方がより好き。

著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

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