櫂 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101293080

感想・レビュー・書評

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  • 「おんな」ってかんじがする。
    宮尾とみこの本に共通していえることだけれど。。

  • はじめて読んだ宮尾作品。
    グッと引き込まれました。

  • 旦那に殴られるシーンでめっちゃ泣けた。女性とはこういう存在だった。ずっとずっと長い間。自己を消すことを求められていた。それでも屈せずに強く生きる主人公に泣けました。

  • 芸妓紹介業を営む夫に嫁いだ喜和。家庭を顧みない夫。女として芸妓業に疑問を持ち続ける喜和の葛藤。耐え続ける姿。胸を打たれます。

  • 喜和の中に自分を垣間見たり、母と同じようなことを言っていたり、のめり込んだ作品。目頭熱くなることが多々あった。描写が細かくてってのもあるか。

  • 『林真理子の名作読本』で大筋を知り、惹かれて読んでみた。このボリューム感。そして、ぐいぐい引き込まれていく感じに圧倒された。喜和にはがゆく思いつつ、私にもあるな、と共感する部分も。細やかな描写がそうさせるのだろう。

  • 人に薦められて。昔の女性の労苦に涙を誘われつつ、どこまでも耐える姿が頭にも来ると。文体も含め個人的に苦手なタイプですが、読後は色んな思いが残ります。

  • つるつると読んでしまった。好きな作家のひとり。

  • 着物や料理仕度に関する記述が女性作家だけあってリアリティーがある。ただ、主人公にいまいちインパクトがない。

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著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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