オンリーワン―ずっと宇宙に行きたかった (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302218

感想・レビュー・書評

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  • 2012/06/23

  • 【出会い】
    近所のブックオフ。某漫画により宇宙かぶれなので。

    【概要】
    野口飛行士が宇宙を目指し、アクシデントなどを乗り越え第1回目のフライトを果たした後の文章(スピーチから起こした?)。

    【感想】
    出張の飛行機の中でさっと通読。
    「宇宙兄弟」の元ネタかな、と思われるエピソードがちらほら。
    その予備知識もあってか、平易な口語調のせいか、だいぶ身近な感じをもって読むことができた。
    ミッションはチーム作業であり、チームとしてまたプロフェッショナルなメンバーとしてのマネジメントの点には関心。
    タイトルはあの曲の影響。

  • 未知こそ、神秘。ロマン溢れるコスモス。おかげでJAXA取材が実現。感謝です。

  • 物語としては小説のように起伏はない。
    しかしリアルでドッシリと野口さんが歩んできたこれまでが書いてあり読み応えがあった。
    コロンビアの事故あたりでの、宇宙開発に対する停滞しそうな空気の中での野口さんの心情は読んでて面白かった。本書中で野口さんは自分を普通とか言ってた気がするが、やはり宇宙飛行士になる人ってこういうデキる人たちだと読んでて感じる。

  • 世阿弥の「花鏡」の離見の見の話でテンションが上がる。世阿弥の諸作は読んでみたいと思っていたのです。そう言えば、岩波文庫の春のリクエスト復刊で「能作書 覚習条条 至花道書」が出てますので、タイミングばっちりとまたテンションが上がる。

著者プロフィール

1965年、神奈川県横浜市生まれ。1991年、東京大学大学院修士課程修了。1991年石川島播磨重工業(株)に入社。航空宇宙事業本部に所属し、ジェットエンジンの設計及び性能試験業務を担当。1996年5月にNASDA(現JAXA)が募集していた宇宙飛行士候補者に選定される。同年6月、NASDA入社。同年8月からNASAが実施する第16期宇宙飛行士養成コースに参加した。1998年4月、NASAよりミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として認定された。同年7月から8月、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)における基礎訓練コースに参加した。その後NASAにおいてMSの技量維持向上訓練を継続すると同時に、宇宙飛行士の立場から「きぼう」日本実験棟の開発支援業務に従事した。2001年4月、ISS組み立てミッションであるスペースシャトル(STS‐114)の搭乗員に任命される。野口宇宙飛行士ら7名を乗せたディスカバリー号は2005年7月26日打ち上げ、8月9日帰還。

「2006年 『スィート・スィート・ホーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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