聚楽: 太閤の錬金窟 (新潮文庫 う 13-2)

著者 : 宇月原晴明

• 新潮社 (2005年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[くらさんの感想 · 2010年6月20日]

戦国ゴシックホラー超大作。
聚楽第がまったくもって異界ですが、西洋のグロテスクな逸話も織り交ぜて進んでいくストーリーは、いくらかの真実と多数の逸話やフィクションも巧く繋げてあり、最後まで飽きずに読めました。
色々な人が人外、とにかくグロ、全編を通してどっぷり深～い闇。
好き嫌いは分かれる作品だと思いますが…
自分には、酷く切なくて美しい話に思えた。

[Gさんの感想 · 2008年11月12日]

08/11/12読了
相変わらずトンデモです。だがそこがいい。
この人の信長像が特にトンデモなんだけど、強烈で惹きこまれる