疑心―隠蔽捜査〈3〉 (新潮文庫)

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著者 : 今野敏
  • 新潮社 (2012年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101321578

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疑心―隠蔽捜査〈3〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 面白かったわ~

    常々思ってたことだけど、日本の危機管理ってどうなの?
    羽田空港での一件で本当に心配になったわ。
    テロに対して経験も少ないだろうしね。
    大体邪魔ばかりする奴らがいるからねぇ・・

    竜崎の今回の恋心はおかしくておかしくて(笑)
    不器用丸出しで。
    大森署から大森駅まで歩いちゃうなんて・・今の私じゃ無理。
    昔でも歩く勇気はなかったね、チャリならいいけど。
    駅ビルの本屋さんはよく行くところだし、その上のレストラン街もよく行くところだし。
    こういう背景が地図が浮かんでくるほど知ってるというだけでも、のめり込めるね。

    やはり今回も戸高はすごかったねぇ。
    途中でもしかしてって感じはあったけど。

    戸高と竜崎は確かに似てるわ。
    今こういう男が少ないからなおさら惹かれるね。

    奥さんも相変わらずgoodでした(笑)

  • シリーズ第3弾にしてまさか竜崎の恋が描かれるとは!
    「原理原則」を貫いてきた彼もまた、恋心だけは自分の思うようには出来ない。
    彼らしくもなく、動揺し仕事にも支障をきたすありさまは、人間味にあふれ新鮮だった。
    しかし、竜崎はやはり竜崎だった。恋の煩悶から抜け出すための解決方法は、竜崎ならではのものだった。
    部下として登場する刑事・戸高がまた素晴らしい。
    初めて登場したときは、後々こんなにも活躍するとは思わなかった。
    癖のある戸髙を優秀な刑事として認め、信頼する竜崎は、ありそうでなかなかいない理想の上司にみえた。
    突然の恋に戸惑う竜崎を描いたために、とくに前半はスピード感がややないような気がする。
    人間竜崎を楽しむ・・・といった面では、とても面白かった。

  • このシリーズは、作者の狙い通り、警察物の新しい形だと思います。さらに今回は、主人公の竜崎の新しい一面が見え、少し人間身を感じ好感が持てました。
    女性キャリアの畠山さんの今後も楽しみな感じがしました。
    新シリーズ期待かも

  • 米大統領来日の際の方面警備本部長という重責を与えられた竜崎。担当区である羽田のテロや美貌の警察官畠山への恋心等々、読んでいて取り返しのつかない大失態をおかすのではないかとヒヤヒヤさせられた。戸高の活躍や伊丹の助言のお陰で事なきを得る。心臓に悪い巻だった(汗)

  • 「隠蔽捜査」第3弾
    どこが、どう隠蔽なのか…?
    今度は大統領来日で警備にあたるが、女性問題が!?
    さくっとよめました。

  • 2014.04.06読了。隠蔽捜査の3作目。今回の竜崎はいつもの竜崎と違うんです。いや、相変わらず変人で頭でっかちで唐変木なんだけども…少し人らしくなってきました。それは恋をしたから。不倫に陥る事もなく、恋と気がつくのに時間もかかって。ある時購入した「禅宗」の本を読み悟ったのです。それからはいつもの竜崎に戻り事件の解決に気合いが入ります。またもや戸崎に助けられたけどね。良き理解者の冴子が素敵。今までは娘の美紀や息子の邦彦と言い合いが多かったが、恋をして少し変わった竜崎の心を見抜いてもさらっとしていて素晴らしい。

  • ブレない竜崎が今回はブレまくり…それも恋わずらいで…
    竜崎らしからぬ言動にこっちがドキドキしまくり。
    「いつもの竜崎に戻って!」と思いながら、読み進めてました^^;

    でも、あることをきっかけにいつもの竜崎に戻ってヨカッタ!
    すぐに切り替えられる辺りがやっぱりすごいなぁ。とか思ったり。

    竜崎と伊丹、竜崎と戸高の関係が回が進むごとに面白い関係になってきたなぁ。

    竜崎の下で働いていた副本部長の長谷川って裏では竜崎を失脚させようとしていたような雰囲気があったんだけど、それを見せずにしっかり仕事して、最後はきちんと竜崎を認めてる。
    ある意味、プロ意識のある人なんだろうね。
    それにしても、女性問題で失脚させようとさせる人がいるなんてねぇ。
    器ちっちゃいわ。

    今回、一番器デカいなぁ。と思ったのは、竜崎の奥さんだな。
    前回、胃潰瘍になっていろいろ大変なんだろうなぁ。なんて思ってたんだけど、今回は竜崎の妻としての覚悟みたいなのも感じて、かっこよかったなぁ。

  • シリーズ3巻目読了!シリーズ3巻の中で1番ミステリー要素は少なくて、合理主義な主人公が人らしく悩んでる。主人公が悩んでる間は話もゆっくり、開き直った瞬間から話がどんどん進んでいき、後半のスピード感はおもしろい!

  • 警察小説のシリーズもので一番のお気に入り、「隠蔽捜査」。
    私としてはシリーズ2のような、警察官としてのぶれない信念を持つ竜崎が活躍する話が好みなので、今回のように彼がまさかの恋に陥ってしまい、その仕事ぶりが途中まであまり発揮できなかったのがもどかしかった。でもそれを差し引いてもやはり面白い!続編の文庫化が待ちきれない〜。

  • 愛すべき変人 (笑)。

    恋愛などには興味の無い“唐変木”が部下の女性に心奪われて自分を見失っていく様は、滑稽でもあり微笑ましくもあった(笑)

    しかし、不倫を“是”とする小説には嫌悪感を禁じ得ないので、この先どうなるのか不安に思いながら読み進めた。

    せっかくのお気に入りシリーズを、嫌いになりたくないし…。

    結果。
    “変人”らしい、驚きの結論に納得(^-^)v

    終盤の、一気に畳み掛けるかのような展開に興奮。

    ●戸高くん、いい味出してる!
    ●奥さん、イイ!

    2012.03.02.了。

    ……今野敏の、作風の幅広さって……

  • 隠蔽捜査3から読んでしまったけど、、大きな仕事より淡い恋心に右往左往する主人公の葛藤が微笑ましく、一気に読み終えた。禅の心に救われて、全てうまくいく痛快さも心地よかった。

  • 竜崎、何やってるんだ、しっかりしろーー!と絶叫したくなるような展開だった。歯がゆくてしょうがなかったが、まさかそれを乗り越える手段があれだったなんて、なんとも竜崎らしかった。長谷川は竜崎を失墜させようと企んでる役どころらしかったが、普通に良い人で企みどころがみえなかったのが残念。

  • 小説新潮2008年6月号〜10月号連載の「乱雲 隠蔽捜査3」を改題して、2009年3月新潮社刊。2012年1月新潮文庫化。シリーズ3作目。アメリカ大統領の警備案件に竜崎の恋心が絡む話は、竜崎らしからぬ振る舞いもあって、いつもの硬派路線とは少し勝手が違いました。横道にそれ過ぎの感があります。

  • 【友人蔵書】今回は中盤まで竜崎の中二病的な独白に付き合わされたが、著者の真意はどこにあるのか? 恋愛経験の乏しいキャリア官僚のハニートラップへの脆弱性か、男女間の機微は人として普遍的でキャリアだろうとノンキャリだろうと関係ないということか。続編では本作の裏話が描かれているようだが、副題の「疑心」で煽られた読み手としては肩透かし感が否めない。またしても刑事・戸高が良い仕事をしたが、これがお約束になっていくのかな~

  • 堅物・竜崎が恋をした!!笑 なんか可愛い。しかも冴子に読まれてるし。根が単純なのかな。
    恋の話が印象強すぎて、アメリカ大統領訪日の件が薄い。あれ?

  • まさに骨抜き、という感じの竜崎。大変ハラハラする。と同時に、その気持ちわかる…とつき刺さる。
    公案のくだりはとてもためになった。
    そして戸高がかわいくて仕方ない…

  • アメリカ大統領の訪日が決定し、方面警備本部長に異例の大森署署長竜崎が抜擢されます。
    異例の抜擢に、戸惑う署長ですが、そこは竜崎氏、原則を大切にテロの摘発に取り組みます。
    米シークレットサービスとの摩擦、補佐を務める畠山美奈子へ抱いてしまった恋心。
    異色の警察小説です。
    とにかくこのシリーズ、外しません。

  • 隠蔽捜査シリーズの第三段。
    前作を読んでからずいぶん間か空きましたので、文庫化されてました。
    合理主義のカタマリとも言える竜崎さんが、あららこんな気持ちになっちゃうの?
    どんな展開になるのか、色恋ものに変わっちゃうのかな?とハラハラしつつも、期待しながら読んじゃいました。

    そんなサイドストーリーもありながら、本線ではいつも通りの判断力を発揮して、事件解決に当たる。

    でももう一捻りほしかったかなぁ。

  • あまりにつまらない
    読了に至らず、途中にて断念

  • 2が借りられてたので3から読んだけどまあ大丈夫。
    これまでの主人公からは考えられないようにいきなり女を意識しだす、恋はそういうものと言ったらそれまでだけどちょっと無理やり過ぎ。
    そこに重点を置きすぎて事件は大したことないし、他のキャリアとのバトルもない。ちょっと中だるみか。

  • ☆3 普段は敵にされがちのキャリア官僚を主人公とした原理原則=建前を突き通す竜崎シリーズ第三弾。
    今回は唐変木の竜崎が部下に恋をしてしまう。米大統領訪日のためのテロ対策を指揮するのだが、気持ちがぐらついてうまくいかないといった展開。
    正直、竜崎が好きな自分としては、竜崎が恋に落ちるという設定自体が受け入れられず、仕事がおろそかになってしまっている中盤は入り込むことができなかった。
    しかし、正気!?に戻ってからの竜崎は相変わらずのかっこよさで、事件解決まで畳み込みはさすがだった。結果、読後感は爽快。

  • 上に立つ者に感情移入できて、恋がらみで何か起こるわけではないのに、潔いかっこよさにとてもいい余韻。

  • 隠蔽捜査のシリーズ3。クオリティは決して悪くないが、1と2と比べるとなー…という印象。

  • いやー!竜崎が恋をするなんて嫌~~!!!

    美しい女性キャリアにすっかり心を奪われて仕事にまで支障をきたす始末!ありえんっ!!今までの唐変木の竜崎はどこへ行っちゃったの~~!!??とイライラ!

    はっ!・・・これは嫉妬?私は畠山に嫉妬してるのかしらん??うきゃー!どうでもいいから、変人竜崎~!カムバーック!!!と叫びだしそうだったわさ、マジで!!

    竜崎的には常軌を逸している。
    なーんせ伊丹に狂おしい恋心を打ち明けちゃったりするんだから・・・あーあ、やっぱり勉強ばっかしてたもんだから免疫なさすぎじゃん!ダメじゃん!竜崎!しっかりしてくれ~い頼むからっっ!!!・・・って感じ。

    さすが、よくわからん方法で危険を回避した竜崎だけど、なんでもお見通しの冴子に家から叩き出されないようによろしくですわよ、ホントにもうっっ!!

    事件より、よっぽどハラハラしたわのさ!

    ・・・畠山、このまま粒剤に再開することなく殉職しちゃわないかな~、なーんてよからぬ考えが頭をよぎる私なのでありました・・・w

  • 隠蔽捜査シリーズの3作目。
    アメリカ大統領来日の羽田空港を含む、警備責任者に抜擢されて、竜崎は大いに冷や汗を流しながらも、無事に乗り切る。
    その中で、唐変木の竜崎が恋に悩むなんて、思いもよらない展開に。その話を伊丹刑事部長に相談するとは、、、
    1作目、2作目を経て、二人の関係がいいものになってきていることを感じる。
    また、警察内の関係者の腹の探り合いが、描かれている。全くもって、敵はどっちだと言いたくなる内容だった。
    でも、ストーリー作りのうまさは相変わらずで、読みやすい。

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疑心―隠蔽捜査〈3〉 (新潮文庫)の作品紹介

アメリカ大統領の訪日が決定。大森署署長・竜崎伸也警視長は、羽田空港を含む第二方面警備本部本部長に抜擢された。やがて日本人がテロを企図しているという情報が入り、その双肩にさらなる重責がのしかかる。米シークレットサービスとの摩擦。そして、臨時に補佐を務める美しい女性キャリア・畠山美奈子へ抱いてしまった狂おしい恋心。竜崎は、この難局をいかにして乗り切るのか?-。

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