初陣―隠蔽捜査3.5― (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101321585

感想・レビュー・書評

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  • 伊丹さん好きなので楽しめた(^^)
    竜崎と伊丹さんの掛け合いって、なんでこんなにニヨニヨしちゃうんだろう。

  • 伊丹さん、竜崎さんのこと好き過ぎる

  • 伊丹バージョン。
    これはこれで悪くはないが、連載だったわけでもなさそうなのに各章毎に伊丹の事情がいちいち繰り返し書かれているのがしつこい。
    もっと言えば、1巻から3巻の本流で既に伊丹の人物像や竜崎との関係性もしっかり読者には伝わっているから、わざわざこの巻は無くても良かったかなと思う。
    こんなにも伊丹が竜崎に毎度毎度アドバイスを求めていたという設定は面白いが。
    とにかくこの3.5巻は間違ってもいきなり最初に読んではいけない。
    ちゃんと1巻から順に読んでこその巻。

    (追記:文庫本の後方に初出等が書かれていなかったから冒頭のように思ってしまったが、ウィキペディアで調べたところ「小説新潮」が初出で、半年くらいずつ空いていた。
    それなら、毎度同じ説明が入ったとしても仕方ない。)

  • 「隠蔽捜査」シリーズの3.5となっているが、竜崎ではなく伊丹を中心とした短編集だ。警視庁の刑事部長になる前の福島県警の刑事部長の話や竜崎のアメリカ大統領来日時の第二方面の方面警備本部長就任の裏話なども掲載されており、なかなか面白い。しかも伊丹が自分で判断できない時に竜崎に相談しているのが沢山あり、これも面白い。本当にさっと読める作品だ。

  • 隠蔽捜査・竜崎の同期伊丹の視点からの話。
    キャリアにしてはやや軽いか。それとも竜崎で慣れたからか。
    別視点から物語を俯瞰できるのがスピンオフの面白いところだ。成功している。

  • 伊丹さんが主人公のスピンオフ短編集。
    でも必ず登場する竜崎さんが、ほんの少しの登場なのにやはり竜崎さんで、そこがいい。もちろん伊丹さんもいいキャラなんてすがね。
    日々疲れてたけど癒やされた感じがする。

  • 警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。

  • 読んでいて楽しい短編。作者も書いていて楽しかったはず、きっと。

  • 久しぶりに読んだ竜崎・今野の刑事シリーズ。だが、読み始めてみると、意外にも短編集だった… 一つずつの話もそれほど面白い訳でもなく… ★3つだね。

  • スピンオフなので、主人公は、竜崎ではなく、彼の事象友達である伊丹。彼は彼なりに苦労をしている。けど、毎回助けてもらってていいのかなあ。
    前回の畠山の件まで絡んでくるとは・なるほどそういうことだったのかというおちがまた楽しめた

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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