一億円もらったら (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327341

感想・レビュー・書評

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  • つまることなく一気に読み切った。とても読みやすく内容も飽きることなく楽しめた。

  • 「フィクションの、どこかファンタジーめいた要素も混ざる話だから」ということで片付けられる話ではなく、登場人物の行動の理由が時々腑に落ちなくて、あらすじだけ追えば綺麗にまとまっている話が多いのに読後にすっきりしない。
    (割とこの人の書く話は「三毛猫ホームズ」シリーズも含めてこういう傾向あるかも)

  • 2000.5読了。
    連作短編集。一億円くださーい!

  • [2013.04.27]
    どうも辻褄があわないところがあるようなひっかかりがあったし、流れがわるく感じてしまって、違和感がのこりました。その割にギャグのようなものを入れてきたりしてなんだか寒いというかなんというか…。題材はおもしろいとおもいます。
    解説の、お金で買えないのがあたりまえと思われている愛や、故郷でさえもが実はお金で買えるんじゃ…?!ていう話を読んでなるほどとおもいました。

  • おもしろかった!分かりやすくてサラッといけるね赤川次郎。
    茶漬けやね。茶漬け。

    【仰げば尊し】いいね。

    一億円、欲しすぎる。
    欲を出すなら五億円。
    まず、ポッキーを二箱買うな。

  • 赤川次郎はすごい読みやすい。
    もちろん何の関係のない人から一億円もらえるはずもなく、かなり現実離れしているお話なんだけど、どこか現実に通じているところがある。
    人の気持ちは現実に存在しているものそのものだと思う。
    読みきってどこか心温かくなるお話。
    田ノ倉さんと宮島さんがいい味を出している。

  • 魅惑的なタイトルです。

    莫大な資産をもてあましている老人が、通りすがりの人間5名に1億円を渡し、それがどう使われていくのかを楽しみに見物する・・・というストーリーです。
    よく宝くじにあたった人間は案外不幸になったりする、なんていいますが、そうはいってももらえるものならやっぱり欲しい1億円です。

    赤川氏の文章はサラサラ~っと読めます。
    この本もその例にもれず、サラサラ~っと1億円を手にした5人の人生が描かれているのですが、みんなそこそこ常識的な使い方をして元の生活に戻ってゆきます。

    フィクションとしては、もうちょっと人生狂った人がいても面白かったのかな?と思います。

  • 一億円あったら何に使おうかな?

  • 読みやすさ全振りで何も引っかかるところのないポカリスエットみたいな作品。赤川次郎作品だからミステリ要素もあるのかと期待して読んだらふつうのいい話で肩透かしを食らった感。ふつうにいい話ではあるんですが。

  • 想像の範囲かなあ

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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