- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101327341
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
莫大な財産をもてあましている大富豪・宮島勉。
彼と青年秘書・田ノ倉は、とんでもない遊びを思い付いた。
田ノ倉が選んだ見ず知らずの人間に一億円を進呈し、その後の人生がどう変わってゆくかを観察するのだ。
というわけで、ある日突然、大金をもらってしまった男女五名。一億円に翻弄される人、見事に使う人、泣く人、笑う人……。
盟主・赤川次郎の紡ぐ五億円の物語をご堪能あれ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
09.8.13
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これってミステリー?
新潮文庫の『ミステリー中毒』というフェアにのせられて読んでしまいましたがさて…。
この本がミステリーかそうでないかは別として内容はシンプルで面白い。
急に一億円もらったら人はどのような行動をするか?
そんなシンプルなテーマをもとに短編集的に話は進みます。
読んでいて「世の中そんなに上手く行かないよ…」と突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、まあそこが小説のよいところ。
どれも非常に読み易く、ちょっとした休憩に1話ずつ読んでもよいでしょう。
さて、ここで当然質問。
「一億円もらったら何に使いますか?」
ちなみに僕なら投資します。
あんま、夢ないかも・・・。
でも老後とか考えるとね。
KEY WORD>>一億円もらったら(著:赤川次郎)
隠居した身寄りのない大富豪が考えたお遊び。それは選び出した人間に一億円を与え、その後の行動を観察するものであった。一億円を手にした男女がとった行動を短編として収録した作品。
基本的にはどの話も後味は悪くないと思います。 -
たまにはこういう話もおもしろい
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久し振りの赤川さん、やっぱり面白いです。
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タイトルに惹かれて購入。
金を持て余した大富豪が一般人に1億円渡し、
「好きに使っていいからどう使ったか報告してくれ」と言う。
現実味はないが興味があり、あっという間に読めた。 -
赤川次郎さんの作品を初めて読みました。
面白かったです。
一億円もらったら?自分なら
とっさには思い浮かびません..貯金かな。 -
ユニークで面白かった。
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1億円もらったら…とりあえず欲しいもの買って、残りは貯金します。
いきなり1億円を手に入れた人たちのお金の使い道。
人それぞれ違ってとても面白かったです。 -
大富豪の変わった趣味。一億円を人にあげて、どう使うか観察する...短編集。