一億円もらったら (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327341

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    莫大な財産をもてあましている大富豪・宮島勉。
    彼と青年秘書・田ノ倉は、とんでもない遊びを思い付いた。
    田ノ倉が選んだ見ず知らずの人間に一億円を進呈し、その後の人生がどう変わってゆくかを観察するのだ。
    というわけで、ある日突然、大金をもらってしまった男女五名。一億円に翻弄される人、見事に使う人、泣く人、笑う人……。
    盟主・赤川次郎の紡ぐ五億円の物語をご堪能あれ。

  • 09.8.13

  • これってミステリー?
    新潮文庫の『ミステリー中毒』というフェアにのせられて読んでしまいましたがさて…。
    この本がミステリーかそうでないかは別として内容はシンプルで面白い。

    急に一億円もらったら人はどのような行動をするか?

    そんなシンプルなテーマをもとに短編集的に話は進みます。
    読んでいて「世の中そんなに上手く行かないよ…」と突っ込みを入れたくなるかもしれませんが、まあそこが小説のよいところ。

    どれも非常に読み易く、ちょっとした休憩に1話ずつ読んでもよいでしょう。

    さて、ここで当然質問。

    「一億円もらったら何に使いますか?」

    ちなみに僕なら投資します。
    あんま、夢ないかも・・・。
    でも老後とか考えるとね。


    KEY WORD>>一億円もらったら(著:赤川次郎)
    隠居した身寄りのない大富豪が考えたお遊び。それは選び出した人間に一億円を与え、その後の行動を観察するものであった。一億円を手にした男女がとった行動を短編として収録した作品。
    基本的にはどの話も後味は悪くないと思います。

  • たまにはこういう話もおもしろい

  • 久し振りの赤川さん、やっぱり面白いです。

  • タイトルに惹かれて購入。

    金を持て余した大富豪が一般人に1億円渡し、
    「好きに使っていいからどう使ったか報告してくれ」と言う。

    現実味はないが興味があり、あっという間に読めた。

  • 赤川次郎さんの作品を初めて読みました。
    面白かったです。
    一億円もらったら?自分なら
    とっさには思い浮かびません..貯金かな。

  • ユニークで面白かった。

  • 1億円もらったら…とりあえず欲しいもの買って、残りは貯金します。
    いきなり1億円を手に入れた人たちのお金の使い道。
    人それぞれ違ってとても面白かったです。

  • 大富豪の変わった趣味。一億円を人にあげて、どう使うか観察する...短編集。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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