- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101329741
感想・レビュー・書評
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命とは生き方を指している。
面白かったです。 -
アマゾンでの過酷な環境下での生活感に圧倒された上巻、それをベースとした復讐劇の下巻。ストーリーに途切れがなく、読む手を休められなかった。そして、最後は途中から願っていたとおりの結末に大満足! この本も再読書に入れる。(^_^)v
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不穏な雰囲気を残して上巻が終わってしまったので、続きが気になり過ぎてほぼ一気読み。
変わらずの展開の速さですいすいと結末まで。
思い悩んでいるかに見えて潔い。
彼らの潔さにスカッとし、それが手際の良さやこの緻密な計画にも繋がったんだろうな。
山本さんは心苦しい部分もあるけど、松尾のスカッとさは好きだ。
最後の最後までケイの心情が出てこなかったことが、なんだか彼の異質さを表しているような気もした。 -
想像を超える展開が続いてドキドキハラハラ。
過去や復讐に取り憑かれていた登場人物たちは自己欺瞞という呪いから解き放たれて自由になる。
結局、その呪いをかけていたのは過去や他者ではなく自分自身だったと気付いた。
政府、外務省、警察に勝ったのではなく、自分に打ち勝ったんだと思った。
自分の生き方の舵は自分でとる、西加奈子さんの『サラバ!』を読んだときと同じことを考えた。 -
上巻後半からのスピード感と熱量のまま、一気に駆け抜ける展開。
緊迫する場面が続いているはずなのに、ブラジル的な陽気さというか能天気さがずっとあって、完璧で周到なはずの作戦がフラフラ蛇行している感じがおもしろい。
ラストについても、日本で生まれ育った者ではないな、と思わせる納得のものでした。 -
再読。
下巻は続きが気になって、夢中で読んだけど、上巻の重苦しい感じはなく、清々しいハッピーエンドでした。
解説は私が大好きなミュージシャンの宮沢和史さんです。