ニュースの読み方使い方 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101330716

感想・レビュー・書評

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  • 非常にわかりやすく、ためになった☆

    あふれる情報を自分なりに取捨選択し
    正しく消化し
    自分の判断基準をしっかり身に付けていきたい。
    それと同時に
    人に伝える力も磨いていきたい!!

  • どの時間帯のニュースがどのような構成になっているのか,新聞の朝刊と夕刊はどの時点のニュースを配信しているのか,マスコミのWebサイト上のニュースは本当に最新のニュースなのか,といったことがわかって非常にためになった.

  • そうだったのか!と思うような内容がちらほら。日曜版や夕刊を見る目が変わりました。

  • なるほどなるほど。とても参考になりました。
    情報をどう分析するか、わかりやすく書いてあります。
    池上さんの記者時代の話も多く、そちらも面白かったです。
    これほどのレベルで情報を料理できるようになれば、興味や知識が広まったり深まったり、とても楽しいだろうなぁ。もちろん、知って楽しいことばかりではないでしょうが。

  • 『週刊こどもニュース』のお父さん役で人気を博した、池上彰の語るニュースの読み方・使い方。

    今人気の池上彰の作品で、直接的な時事問題に関わるものではない本(今後応用できる本)を読みたくて、この一冊を手に取ってみました。

    いや、面白い。さすがこれだけの人気を誇るだけあります。
    池上彰さんはニュースに携わる方だけあって、情報収集が半端じゃないですね。毎日、テレビのニュースをチェックし、何社分もの新聞を読み、他にも興味のある分野の本を読み(年間300冊!)、講演会等に出席し……。
    自分には他に仕事があるので無理ですが、新聞を読み比べると面白い、等のそういうシンプルなことだけの実践でも面白かったです。
    自分は本・新聞を電子書籍ではなく紙媒体で読みたいアナログ派なんですが、アナログ推奨なところも何となく嬉しくて、つい参考にしたくなります。

    人に物を伝える時(プレゼン等)のコツなども載っており、実際に使える教科書的な一冊にしたいです。

  • 題名の通り「ニュースの読み方使い方」が紹介されている内容だが、ほか得るものが多い。

    警察担当記者時代に刑事から情報を得るために直接質問をするのではなく、仮説をぶつけ意見を求める方法などは、刑事に限らず新しい仕事相手や面識が薄い相手などとコミュニケーションをとるのにとてもよい方法だと思った。また、分からないことをそのままにせずに、ノートに書き出しておくなでも情報に対する自分の認知度や情報整理にも役立つとおもった。そして、最後のあとがきでは、相手に説明しようと努力することで、自分自身が一番成長すると言っている。逆を言えば、自分の考えだけでは限界があり、変なプライドが自分に壁を作ってしまい成長を妨げていると感じ取れた。このような池上さんの意見は若い人たちをはじめ情報処理に悩んでいる人たちへのメッセージが込められている。

    それにしても、池上さんの文章は分かりやすくておもしろい。文章を書く上で参考にしたい。

  • 2007年121冊目

  • メディアによるニュースの違いや、本屋での探し方など
    考えたことのない観点がたくさんありました。
    メディアリテラシーについてや、文章の書き方なども参考になりました。

  • 池上彰ラブ★
    情報が氾濫する社会で、いかに効率的に、有益なものを選び出し、噛み砕くかを分かりやすく解説している
    これは使える!

著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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