ハゴロモ (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101359274

感想・レビュー・書評

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  • 私は、スープを飲みながら、ちょっと泣いた。

  • とてもシアワセな小説。
    こころの感度が正常に戻ります。

  • 感覚が研ぎ澄まされていく感じがします。

    • SSSさん
      はじめまして。私も好きな作品です。^^

      ちなみに、

      一番すきなのはラーメンの所です。
      はじめまして。私も好きな作品です。^^

      ちなみに、

      一番すきなのはラーメンの所です。
      2011/03/02
  • 何度目か・・。

    ばなな作品の中でも そうとう好きな一冊。
    内容はもちろん、本の厚さ、表紙、すべてが好き。
    外で読むときもブックカバーはつけない。

    次はノートでもとりながら読もうかな・・
    というくらい、癒される。

  • 1つ1つの文章が、心の隙間を埋めるように入ってくる。ぼこぼこしていた気持ちを平らにしてくれる。決して膨らんだり大きくなったりすることはなく、ただただ平らにしてくれる。そんな力が吉本ばななの文章には携わっている。

  • 紹介:仁後 浩美
    この本は、主人公のほたるが8年間付き合っていた人と別れ、心がひどく傷つき、恋を失った心の痛みや辛さ、都会での生活の疲れを故郷で癒していくといった内容です。
    ほたるは故郷に帰り、ゆっくりとした生活の中で、色々な人たちと触れ合いながら、少しずつ元気を取り戻していきます。
    不思議な魅力をもった変わった人たちと関わっていく中で、良い関係を築き、癒されていくほたるを見ていると、ほっこりした温かな気分になりました。
    この本を通して、家族や友達というのは温かい、本当に大切な存在だなぁと改めて思える本でした。

  • 著者曰く、青春ど真ん中の小説との事ですが、
    冒頭のヘヴィーな始まりに出端を挫かれた気分で読み進めていくと・・・

    ゆっくりゆったり優しい展開に心がホッとする、安心する。
    読み終えた瞬間のあの癒される気分は読んだ人間しか得られないハズ。

  • あとがきで作者も仰ってる通り特別魅力的なストーリーであるわけではないですね。ただ自分にエネルギーが湧いてこなくて、落ち込んでるわけではないんだけどベッドの中で小さく丸まってたい気分のとき、やっぱりちょっと悄然としてるとき?に読むと凄くしんみりと違和感なく自分の中に入ってくる話です。まあ単純に私がばなな贔屓なだけですが。

  • とにかく不思議な物語です。

    失恋の痛みをいやすために
    大きな川のある、ふるさとに戻った
    主人公ほたる。

    インスタントラーメン専門のラーメンやさんが出す、サッポロ1番ミックス味・・・
    食べたいです。

  • けんじくんが絶対すきだよってかしてくれたらほんとうにすきでした。

    小説って読むと必ず、作者の意図通りにまんまその世界に引き込まれて生活に支障をきたすから実は苦手で、この小説も例外ではなく。

    色んな過去と今をいったりきたりする主人公の姿がシーソーを連想させて、自分も一緒になっていったりきたりしてるうちについ泣き出しそうになってしまいました。

    でもなんか、血液がサラサラになって健康になるのと似ていて、何度かこの作業を繰り返すうちに、コチコチだった心の武装が解けてきた気になりました。束の間のフリーダム。水の音すきです。

    また何か読みたい、かしてw

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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