- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101366746
感想・レビュー・書評
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「Story Seller」のファンタジー版ってことで、もう少し期待してたんだけど・・
イマイチどれもぱっとしなかったな。
特に2作・・・ファンタジーっていうかホラー!?
えぐいし、読後感悪いし・・・うっかり変なもの読んじゃったって感じ。
もちろん、ホラー系好きな方には面白いんだそうし、これはホラーやスプラッタが苦手な私の個人的な感想ではありますが・・・
アンソロはこういうのがあるから困るやね。
ただ「面白くなかった」だけならいいけど、本来なら絶対避けてるジャンルのもうっかり読まされてしまうorz詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
8人の作家による短編小説集。これまで読んだことがある作家は8人の中に1人もいない。
「ファンタジー小説」というジャンルになるらしい。ファンタジー小説という呼び方自体、初めて聞く。一般的なのだろうが、不勉強だったということだろう。
河童や川が主人公だったり、戦艦が意思を持っていたり、想像上の動物が登場したりということで、現実にはあり得ない、物語の設定に特に制約を設けないジャンルの小説をファンタジー小説と呼ぶのだろうか?
好き嫌いで言えば、特に嫌いではなく河童が主人公であっても別に違和感があるわけではないのだけれども、でも、別に特別に好きになった訳でもない。面白かったか、と聞かれると、「あまり」と答えるだろうし、この8人の作家の他の作品を読んでみたいとも思わない。
要するに、僕の好みではありませんでした、ということだ。 -
あえていうなら、スミス氏。
ほかは今ひとつ入り込めず。 -
ファンタジー小説集とあったので、異世界やら冒険やらを想像していたんだけど、まぁ短編じゃ無理か。西洋というよりもアジア(と言っても日本や中国)な話が多かったのも意外だった。何と言うか、期待していた感じでは無かった…笑
あと気になったのは、スピンオフというか、元々あるシリーズや作品のキャラが登場する話が多かったこと。アンソロジーにそれは求めてないかな…。少し残念。
特に気に入る話もなく、、「暗いバス」は好きだったけどファンタジーでは無いよね。ファンタジーって何ぞや、に対する答えが自分とこの本では違ったということか。 -
ホラー、オカルト系ばかりで、私には合わなかった。
「水鏡の虜」拷問シーンの描写が残酷で生々しく怖かった。苦手。
「太郎君、東へ」河童の禰禰子姐さん、かっこいい。「スミス氏の箱庭」スミス氏がせつなく哀しい。この2編は面白かった。 -
スミス氏の箱庭/石野晶
面白かった。ほんわか話。
水鏡の虜/遠田潤子
安寿と厨子王読んだことなかったから、さわり知ることができてよかった。
もりみーはやっぱり苦手。。。 -
ファンタジーというだけあって船霊が出たり雷や河の神が出たり楽しかったんだけど、もうひと押し!という感じかなぁ。山椒大夫ってあんなに恐いお話だったっけ・・・。
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アンソロジー。
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こういうのってとある作品の外伝を載せていることが多いですよね。本編を読んでいなくては、分かりにくいっていうような。
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完全に間違えて買った。剣と魔法と妖精の話じゃなかった。拷問と怨霊と畜生の話だった。文学の世界では、ホラーもFantasyであるとは知らなかった。
以下、自分用覚書
■畠中さん
爽快、笑えた、楽しめた。
■仁木さん
何かの話の続編か外伝らしく、はじめ全く意味がわからなかった。世界観を飲み込んだあと、話は面白い。
■森見さん
物語じゃない。。良く言えば物語誕生秘話。。
■遠田さん
二度とこの人の作品を間違って買わないように名前を覚えた。拷問描写がグロすぎて辛い。
■柴野さん
あまり印象に残らず。
■石野さん
あまり印象に残らず。
■宇月原さん
恐ろしくも面白い。