模倣犯(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 7695
感想 : 357
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  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369273

感想・レビュー・書評

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  • ここまで徹底的に嫌われ役に回ってきためぐみと由美子がほぼ同じ立ち位置に来るとは…
    この後の展開に期待ですね。

  • 時間軸が現在に戻ってきた4巻。
    前巻よりサクサク読めて、どうなるか気になる。
    それぞれの関係ができたり、それによって関係性が変わったり。
    しれっと登場してきたピースに狂気を感じる。
    最終巻も楽しみ。

  • ついに登場の網川。どうするんだろうね。
    読者は全てわかっているけど、どうにかして暴かれるんだろうか。めぐみと由美子が同じだと言う真一に胸が切なくなったけど、網川がいなければ由美子はあそこまでにはならなかったとは思うので、また虚しい

  • 面白すぎる。

    最後の網川の一言には、そう来るか!!と思わず声が出てしまった。

    徐々に警察は真犯人の存在に気付きつつあるけど、果たして網川に辿り着くことはあるのか。
    網川の行動によりこの先どんな展開が待ち受けているのか。

    真一や義男には少しでも報われて欲しいと思う。
    そして、滋子には真犯人の正体を何とか掴んで、網川の悪事を白日の元に晒して欲しい。

    もしバッドエンドで終わるようなら相当ダメージを受けそう・・

  • そんなのアリか、というような最後でした。有馬さんは騒動のときの異様さに気づいていましたね。それから最後の場面で真一君もおそらく。この2人がこの違和感をどうするのかが気になるところです。

  • ピースがボコボコにやられる未来を期待して5巻へ進む

  • 最終巻気になる!
    やっとピースが表に出てきて、それぞれの登場人物が出会って盛り上がってきた感じ。
    確か、、という最後は覚えてるんだけどまた読むのが楽しみ

  • 浩美・和明を土台に犯罪に至った真理や経緯を明らかにしようとする滋子と無実を主張する由美子の真っ向からの意見の食い違いを描いていた。

    心理描写にかなり力が入ってるのが印象的。
    武上の「事実に対する解釈は関わる人間の数だけある」というエゴイズムを根本に置く捉え方とか、死別の悲しみを乗り越えてもなお鞠子に何をしたかを「想像力を止めることは止めることはできない」と表現するなどリアルな描写が多かった。

    模倣犯というタイトルなのかと思っていたが「何を模倣しこの犯罪にに至ったのか」という触れ方がされていたのも印象的。

    引き続きラストに期待!

  • あんなにかわいかったゆみちゃんが、ピースのせいで

  • 2022年 30冊目

    図書館で借りて返却期限がせまりやっとお尻に火が付き一気読みです。

    面白い。
    描写もしっかりしてるし、臨場感もあって流石だなと思うのです。でも、一回手が離れてしまうと戻るのが億劫になってしまう。

    社会人が本を読みたいけど中々読めないんだよねー。と言っている気持ちがわかってきました。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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