ぬるい毒 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101371733

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと、、これは、、理解できない、、

  • 帰省したときに電話をよこし会いに来る。
    友達もセット。
    他人を見下して嘘を平気でつき、思い通りに動かせると思っている、浅い男なのにそう思っていない男。
    何でも言うことを聞く女、弄ばれたふりをして彼を欺く日を待つ女。
    19歳からの5年間をかけて相手にやることかな…、こういう男は反省もなにもない、相手の立場になって考えても時間の無駄、と思うけど…、終わらせるタイミングは何度かあるけれど彼女は進む…。
    読み進めるのがきつかった。どっちにも共感できず。向伊の魅力がザックリとしすぎていて、そこまで魅力のある人にはうつらなかった。最後の方で説明あったけど(p139)
    向伊の世界のぬるさをようやく気がつくのに、嘘を吐いてほしいと願っていたり
    男女やり方は違うが承認欲求のはなし。p149
    笑われるのはそれほどのことじゃない、むしろなれてしまえば病み付きになる…。
    彼女は5年かけてそれを学ぶために傷ついたとしたら、もったいないと思うけど。

  • 向伊を考えている時間か考えていない時間かの二択とか、想像上の粘液(だっけ?唾液だっけ?)とか、ものすごい言葉がたくさん並んでいて、私の脳みその中身かと思った

  • 申し訳ないですが途中リタイアしてしまいました…
    魅力たっぷりの男を目の前に美人の恋人熊田が復讐するために媚びる内容がどうにも合いませんでした。作品が悪いというよりも私と熊田、向伊の間に共感できる内容がなさ過ぎて「なんでこの人はこんなことをしているのだろうか、気持ち悪い…」という思いです。

    内容は超ディープでけっこうどっしり系の恋愛?を描いてます。
    この手の話が得意な方は独特で異様な雰囲気を持つ本作にしっかり
    対応できると思います。

  • ぬるかった。
    ガツンといったれ!と思った。

  • むかついたーーーって。
    嘘をついたり演技をしたり、劇団を持つ本谷さんならではの言葉がすごく生々しく感じられた。
    熊田の狂気を帯びた世界観はどこか憎めない、共感すら覚えるもので、とてもよかった。

  • 難しい内容だった。
    正直理解が難しかった。熊田の考え方に共感する部分はなかったし、なんだかひねくれてる世界だなと思った。

    出来事に目を向ける話ではなくて、熊田の思考に目を向ける感じだった。

    あまり面白くなかった。理解できないかもしれない。
    でもまたいつか読んでみたいかもしれないし。

  • ゆったり、ねっとりとしていて最高だった。ムカイのクズ男っぷりも最高。自意識過剰すぎるクマダさんも最高!
    好きな男と不幸になる幸せ,,, はぁ、うっとり。

  • 最初は読むとえぐられる感じかと思ったけど、途中からなんだかありきたりな物にしか思えなくてほっとしたようながっかりしたような。
    作品がどうというより自分の都合だろうけど。
    歳かな。

  • 女性の心理描写が秀逸、大好き


    でも劇団本谷有希子が好きだと殿方には知られたくない

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著者プロフィール

小説家・劇作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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