ターン (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101373225

感想・レビュー・書評

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  • 2012.2.28 推薦者:もな(http://ayatsumugi.blog52.fc2.com/blog-entry-92.html

  • くるりんのネーミングに救われる!?

    自分に置き換えてみたら、気が狂うほどの寂しさ&恐怖に陥ると思うけど。

    背景はほのぼの&ふんわり

    著者の方が男性だと聞いて、びっくりです。

  • シリーズ第二弾

     この週末はシリーズ読破予定だ。第二弾は、交通事故昏睡状態の女性がヒロイン。毎日誰もいない世界が繰り返されるヒロイン。でも、実際の世界と電話が通じる。

     本作も少しダラダラ感があるんだが、前作よりもキレがよくなったと感じる。展開も速くなっている。ちっともSF的ではないものの、2時間程度で就寝前に読めたから良かった。明日は三部作最終編に突入しよう。

  • 森真紀が事故を気に同じ日を何度も繰り返す物語。題材はこれといって新鮮さはない。一本の電話がこっちの世界とあっちの世界を繋ぐ。最後は真紀の唯一の話し相手であった泉とハッピーエンド。

  • 久しぶりにこのくらいの厚さの小説を読んだ。
    でも重くは感じなくて、主人公が「くるりん」しだしてからはわりとさらさら読めたかんじ。
    「どうなっちゃうんだろう」が続いたあとの「あ~~!なるほどね」が心地よかった。
    後半は報われない話が好きじゃない私には満足な終わり方だったし(でもわざとらしい「良い話」感はなくて心地良い感動があったし)、全体的に納得のいく展開で読みごたえを感じられたので好きです。
    描写が丁寧?だからか、とくに芸術に詳しくはないけれどもなんだか読んでて上品さを感じた。
    繰返すような日々のなかに意味を見出せずにつらくなることはあった。心持ちって大事だなぁ。
    でもやっぱ、泉さんがいるってことも大きなことなんだろうなぁ。。。

  • はじめて読みました
    独特の世界観とストーリーの設定に驚いた!
    ふんわりとしながらも
    しっかりとした
    ストーリーで楽しめましたよ。

    三部作ということでしたので他のも読んでみます

  • 植物状態の人の意識が電話回線で普通の人とつながると言う設定は面白くて最後の方までサクサク読んだのだけれど、最後が尻切れトンボ気味の終わり方で読了後は??という感じ。

  • 誰もいなくなった世界で,延々と同じ日を繰り返し続ける(一定時間でリセットされて同じ日に戻る)女性が,偶然つながった電話から事態が変わっていく。
    最初は誰視点で,何と話しているんだと違和感があったが,設定の面白さに引きこまれていった。
    リピートものが好きならば楽しめる。

  • 何年か前に「スキップ」を読みましたがスローペースがなんとなくはまらずに
    その後放置していた時と人シリーズの2作目です。

    最近加納朋子さんの作品を読んだことをきっかけに改めて読もうと思いました。
    影響されたという情報どおり、なんとなく共通する描写とか作品のつくりとかを感じました。

    前回気になった物語の速度について、
    今回は5章(登場人物が増えるあたり)から俄然スピードアップしました。
    そういえば前回も途中からさくさく読めた気がするなあって思い出しました。

    ちなみに3作目の「リセット」はスタンバイしてますが
    読み始めるのはまだ先になりそう。
    時と人シリーズ、何年越しで読了するんだろう・・・。

  • 高校時代読んだやつの再読。やっぱりいいわー。

    2019.3にも再読。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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