- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101373270
感想・レビュー・書評
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文体が軽いので、タイトルの通りさばさばと読み進めてしまいそうになるが、母娘のやり取りをじっくりと読むと、いろいろと示唆に富んでる事に気付かされる。スルメのように、噛めば噛むほど味がある作品。
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日常の小さな出来事が集まった素敵な本。
お母さんと子供の感性が紡がれていくお話です。
自分にこどもができたらもう一度よみたい本! -
読み終わった後、心が暖かくなりました。
こんな風に子どもと同じ目線でいれる大人になりたいですね。
眠れない夜読み返すのもおすすめです。
心が穏やかになります。本当に。
おーなり由子さんのファンでこの本を買いましたが、北村薫さんのファンにもなりました。優しい穏やかなお話だと思います。 -
たまに大人のダメなとこをさきちゃんがついたりして、どきっとさせられる。この親子の距離感よかったなぁ。読んでいて微笑ましかった。子供と同じ目線でものを見る視点って大事ですね。
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2015/12/1 読了
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さきちゃんと話を書く仕事をしているお母さんとの日常を綴った12話の短編集。母と子の繋がりや日常の幸せやせつなさがひしひしと伝わってくる。読者にはお父さんとの関係は知らされていないけれども、苗字などの話からなんとなく想像できる。日常の至福に気付いてもっと大切に、子供が後から思い出してくれるように、と思わせてくれるお話でした。
彼の作品を読むのは実は初めてだったけど、とても好きな文体だったから、他の作品を読むのが楽しみ。 -
なんで読もうと思ったか忘れてしまった
なんか読み取れなかった裏があるのかな -
ほっこり、だけど、本質を突いたことばたち。何度でも読みたくなります。
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童話?でも大人向けかな。母と子の会話中心で、北村薫の他の小説を知っていると、すこし物足りない気もしてしまう。