あつあつを召し上がれ (新潮文庫)

著者 : 小川糸

• 新潮社 (2014年4月28日発売)

感想・レビュー・書評

[Karlaさんの感想 · 2023年11月5日]

料理の表現の多様性がすてきだなと感じた。
そして、食事と人とのつながり。大切な人と食べると料理がさらに美味しく、ときに切なく。短編集ということもあり、すーっと読めた。ただ、、ん？んん？？んんん？？？と話に入れなかった作品もあったので星3つ。

[1973574番目の読書家さんの感想 · 2023年11月3日]

お料理にまつわる表現がとても好き。
また読み返したい

[ゆきちょんさんの感想 · 2023年9月26日]

小川糸さん、初めて読みました。
読みながらヨダレ出てきたのは初めてでした笑
どの話のどの料理も美味しそうで匂いまでかげちゃいそう！
特に最後のきりたんぽは自分と重なるとこがあって号泣しながら、でも笑いながら、読みました。
毎日何気なく食卓を囲んで食べてますが、あ〜食卓って尊いものなんだな、大事な時間なんだなとあらためて感じました。
短編集だけど1話1話に色々な場面の食事があって食べ物があって、色んな人の人生があって、1冊で何度も楽しめる大満足な1冊でした！！

[Janatさんの感想 · 2023年9月17日]

普段小川さんのエッセイに食べ物の話が多いように、筆者自信も本当に料理が好きじゃないとこれほど生き生きとした食べ物の描写は出来ないと思う。

[りこさんの感想 · 2023年9月9日]

心が優しい方向に向く、おいしい話ばかり。
ぶたばら飯がお気に入り。

[あいこさんの感想 · 2023年8月29日]

食事のシーンの切り取り方がとても好き。ただ食べるだけじゃなくて誰と食べるかが大切だと思った。
そのご飯が目の前にあるかのような描かれ方で、つい食べたくなるお腹が空く本。表紙の絵にもほっこりした。

[hitomiさんの感想 · 2023年8月6日]

大切な人と美味しいものを一緒に食べる時間の尊さを感じさせてくれる小説でした。短編でサクサク読めたし、心が温かくなりました。

[neneさんの感想 · 2023年4月20日]

ほっこり涙小説と帯に。

ほっこり…なのかな？？
…じわじわと…せつない話が多かったな。

[めるさんの感想 · 2023年4月7日]

季節外れのきりたんぽが1番好き。41歳で亡くなった父の好物だった食べ物、料理のことを思い出した。卵と魚肉ソーセージの炒め物、スイカ、卵焼き、瓶詰めのピクルス、お饅頭。私も父の好物を母と作ろうかな。

[よしのの読書記録さんの感想 · 2023年3月25日]

食べ物にまつわる短編集。
それぞれ親との思い出が詰まった料理や、記憶に残る旅先の食事など、年代も性別も全く違う登場人物たちだけど、食事って記憶に残る人生の大切な部分だなと改めて感じる。

ちょうど同じ時期に「和菓子のアン」も読んでいて、「半殺し」など共通の用語も出てきてなんだか嬉しい。

著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」