風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.75
  • (61)
  • (171)
  • (134)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 1147
感想 : 89
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425474

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見された。音道貴子は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとするが、認知症で要領を得ず、収穫のない日々が過ぎていく。そんな矢先、その今川が殺害される...。唯一の鍵が消えた。捜査本部が置かれ、刑事たちが召集される。音道の相棒は...、滝沢保だった。『凍える牙』の名コンビが再び、謎が謎を呼ぶ難事件に挑む傑作長篇ミステリー。

  • 音道刑事シリーズラスト!
    長編。つらい過去から完全復活した音道刑事が警察署と現場を渡り歩いて解決へ導く話。

    内容の主体は凍える牙でコンビを組んだ滝沢刑事とのやりとり、互いに実力を認め合いながら切磋琢磨していく感じ。

    個人的にはシリーズの中では第1作の凍える牙が一番読み応えがあった。他の作品は惰性的な面が強い。

  • 2月-5。4.0点。

  • 音道・滝沢の名コンビ復活!アザラシも良いですねー^^お気に入りのシリーズで満喫できました☆ Special Thanks to A.W-san.

  • 女刑事音道貴子シリーズ。
    再び相方となった滝沢とのやりとりがおもしろい。
    事件の地道な捜査が少しづつ動きだしてきた・・・。
    下巻に期待。

  • 下巻にて

  • シリーズ物のサスペンスである。最近読んだサスペンス物
    の中では読み易く面白かった。上下巻であるがすぐに読み終えた。
    これも多分、いつか映像化されるに違いない。役者の顔まで見えて来る。

  • 2009.3.

  • 上と下で。
    音道と滝沢の名コンビ。
    あれ?もっと打ち解けてなかったっけなんて思ってみたけどソンなのはどうでもいいね。内容はいろんな事件が一つにつながって解決。
    このシリーズ好きだわー続けて欲しい

  • 2009.06.10

    このカードの撒き方が流石。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乃南アサの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×