巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101457154

感想・レビュー・書評

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  • 何となく犯人を示唆する記述が増えてくる。しかしこのまま予想通りだと無理矢理で陳腐な結末になりそうだ。やっぱりエルロイじゃなくてキングのしくじりだな。登場人物の会話説教しようとするのはやめてもらいたい。

  • だからさぁ、クサイんだってば。その大野と山賀は。
    山賀にいたってはどーーも鼻につくPTAババア臭と、恐れ多くもこのワタクシと同じ名前とかさらにうざい。
    確かに行いは素晴らしいよ、ボランティアで登校拒否等の悩み相談なんて。
    でも同業者を批判するのがうざい。
    よく言うじゃん、相手を低く見せることで自分を高く見せるって?

    もうさー、いい加減幸せは相対的な評価では得られないって気付きゃーよ。
    ケートクを見習え、ケートクを。内面の充実を心がけん。

  • 29-30 2009
    だんだん著者の描いている話の舞台が見えてきた。問題提起というか,本人の答えというべきか。

著者プロフィール

天童 荒太(てんどう・あらた):1960(昭和35)年、愛媛県生まれ。1986年「白の家族」で野性時代新人文学賞受賞。1996年『家族狩り』で山本周五郎賞受賞。2000年『永遠の仔』で日本推理作家協会賞受賞。2009年『悼む人』で直木賞を受賞。2013年『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『包帯クラブ ルック・アット・ミー!』『静人日記』『ムーンナイト・ダイバー』『ペインレス』『巡礼の家』などがある。

「2022年 『君たちが生き延びるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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