ぬしさまへ しゃばけシリーズ 2 (新潮文庫)

著者 : 畠中恵

• 新潮社 (2005年11月26日発売)

感想・レビュー・書評

[fkhrsmeさんの感想 · 2023年8月7日]

腹違いの兄、松之助さんのエピソードや、イケメン仁吉さんの失恋エピソードなど、周りのキャラクターの物語も加わってさらに厚みが出て、好みの作品に。
文庫の外伝を含めて、シリーズ作品がたくさん読めることがとてもありがたく、楽しみ。
私の脳内で、若だんなにラウールさん、仁吉さんは岩本照さん、佐助は宮舘涼太さんで読んでます。

[あじさいさんの感想 · 2023年5月15日]

仁吉が好きな人は絶対見たほうがいい！
キャラクターのそれぞれの歴史もシリーズを追うごとにわかってくるのかと思うとわくわくする
そしてどんどん妖たちが愛おしくなってくる
時々、表紙の妖たちを見ながら物語を追っていくと頭の中にキャラクターたちの表情が浮かんできて、それも楽しい

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年4月12日]

きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえたり…。でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボケた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。

[oshakichiさんの感想 · 2023年2月4日]

少し面白くなってきた。

[おさむさんの感想 · 2022年12月23日]

しゃばけシリーズ、結構好き。
肩肘張らずに読めるから

[はなかぜさんの感想 · 2021年11月8日]

若旦那と手代、妖怪たちが謎を解いていく短編集

妖怪たちの言動が可愛くて癒されます

[tamiaseさんの感想 · 2021年10月7日]

六つの話からなる短編集。長崎屋の若だんな一太郎が、彼を見守る妖怪たちの力を借りつつ、江戸を騒がす難（怪）事件を解き明かしていく。

どの話も面白かった。ただ『虹を見し事』の話の中で、女中のおまきや松之助の幻は説明がつくとしても、月の光を水からすくえたり、ギヤマンの酒杯が筵から出てきて、その中で魚が泳いだりしたのはどうしてだろうと、疑問が残る。

[緑色のライオンさんの感想 · 2021年3月10日]

主人公の兄のエピソードとかよかった。

[雄志さんの感想 · 2020年4月15日]

　実質再読。今回は短編集。仁吉の恋話だったり、栄吉がピンチになったり、松之助お兄さんの話も続いてよかった。若だんなも少しずつ成長中かな……？

[masami141さんの感想 · 2020年3月1日]

2200228〜20200301 しゃばけシリーズ第二段。短編の連作で、時系列が緩やかに繋がっている。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第１回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」