武王の門(上) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (510ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101464046

感想・レビュー・書評

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  • 個人的にあまりなじみのない南北朝時代ということもあり、人物や地理、背景を追うのに懸命で、なかなかページが進みませんでした。これも自分の基礎知識のなさゆえ・・とわれながら情けない気持ちに。。。
    懐良親王や菊池武光の男っぷりの良さは魅力的で、この上巻は、キャラの魅力にすがって読んでいました。
    下巻の展開に期待します。

  • 北方謙三の構想力には驚かされる

  • 大河ドラマ化してほしい。

  • 九州が舞台ってのがそもそも熊本県人である自分には嬉しい。
    菊池やら阿蘇やら自分が今立っている大地で、かつて彼らのような益荒男が、夢を抱いて時代を駆け抜けたのだと思うと、不思議な高揚感に包まれる。

    それにしても、相変わらず北方謙三の描く男はいちいち格好良い。

  • 征西大将軍・牧宮懷良親王が九州統一を目指す話。

  • 今まで読んだ北方太平記の中で一番読み難かった気がする。登場人物の名前が親子や一族等で一字違うだけやったりするので混乱するのと、地図は付いてるが九州の地理に詳しくないので想像し難かったのが読み難い原因やったと思う。今まで読んだ北方太平記より知ってる人物が居ないのも辛い。 内容自体はオモロイけど長い。正直、上巻だけで九州統一するのか心配になるぐらいやった。 今の所、『破軍の星』や『楠木正成』の方が好き。

  • 20130423 その後の歴史長編に繋がる要素が多い。がまだこなれてない様な気がして、読んでいてリズムが合わなかった。

  • あくまでも北方謙三小説の中では星3という評価です。中国史から入ったので、個人的には上下巻では人物の魅力が足りない気がします(´・ω・`)
    それでも、登場人物の独特な言い回しや個人個人の考え方やこだわりが伝わってきて面白いです。

  • 懐良親王の話。
    九州独立とは。どんなふうになるんだろ。
    しかし、中世の土地所有関係はややこしくていまだ理解できていない。

  • 南北朝時代の歴史物。懐良親王と菊池武光が九州から統一を目指して戦う。前半は説明が多くて展開が遅いが、面白い。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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