沈黙の画布 (新潮文庫 し 38-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (598ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101484181

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  • 2018.11.7-176

  • 2017.7.14ー51
    地方で埋れたまま死んだ画家の妻の執念と、絵画に値がつく裏側との双方から楽しめる。

  • 何となく、藤田嗣治の5番目にして最後の妻・君代夫人のことを思いながら読みました。君代夫人も著作権を盾にずいぶん強硬であったと、著作権学の教授から学生時代に聞いたことがあったので。でもこの作品のラストはもっと哀しいものでした。

著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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