死神もたまには間違えるものです。 (新潮文庫nex)

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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101800745

感想・レビュー・書評

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  • 人が変わっていく様子と新たな存在に驚愕!
    面白かったなぁ…。
    続き読みたいけど金欠…。

  • 天使が死神の最上位で見た目が対極というのが面白い。
    でもたまには、、、ってクライアントを間違えたのかと思ったけど違ってたのねぇ。

  • バスに同乗した名前を間違えられても訂正しない薄い会社員、趣味を隠した女子高生、定年退職した利かん気の男性、実は生臭な僧侶の四人が死神にもう死んでいると告げられる。死にたくないと思う三人と、乗り合わせた医師と将棋を楽しむようになる会社員。濃やかな人間臭さと情を寄せ付けず飄々とした死神のバランスが絶妙。

  • 前作に続き楽しめた。亭主関白な夫の妻の積年の思いはかなりの重みがあった。それと幼くして亡くなった妹と夢で話す辺りは涙なみだ。終盤は壮絶であり意表をつく展開でありながらここでも落涙させられた。
    また続編があるようなので読んでみたいと思う。

  • 前作よりもこなれた感じ。前作もそうでしたが、ラストのオチは好みが分かれる所。

  • 死神の容赦ないやり方とか上げて落とすやり方がキツかった。まぁ死神だし、突然死の死に際に感じることがあるとすれば絶望かもしれないけど...お坊さんの所はきっとああなったら誰もが希望を持っちゃうよ。
    天使はまた出てきて欲しいな。

  • 前巻のがインパクトあったかも。お坊さんの話が好き。主人公も良いキャラだと思う。

  • 前作はハッピーな死神さんの情景を描いていただけに今回の死神さんは怖いというほうが強くなり、より「死神」らしくはなっていた。
    ちょっと狂気を孕んだ死神さんも好きである。

  • 死神といっても死んでから現れるので恐れる存在ではない。死んだのに死んでない?人を導いてくれる役割なのでいいことしてるように思うけど、その導き方がひどい。対極キャラも出てきて面白かった。

  • バスが急停止!!乗客全員無事に見えたが…。
    サラリーマン・高梨(ゾン)、
    女子高生・久瑠実、
    定年退職した喜多山、
    イケメン眼鏡の僧侶・敬真の前に現れた余見透と名乗る死神が
    『あなたたち4人は既に死んでいます。』と宣言。
    『( ̄◇ ̄;)エッ…何言ってるの死んでないじゃない、生きてるじゃない!!』と言う4人に、
    たまたまバスに乗り合わせていた
    医者・天童が4人の脈を調べると…
    4人とも医学的にみても死んでる状態。
    高梨は自分の生に対し興味も執着もなく達観してるが残りの3人は…。

    最後の最後にやられた感!!(@Д@;

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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