- Amazon.co.jp ・本 (666ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102030141
感想・レビュー・書評
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教科書にも出てくる作品
二都がロンドンとパリを表すとは知らなかった
革命期の社会動乱が背景になっていて壮大な物語詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
永遠の傑作が新訳でとても読みやすくなっています。
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フランス革命下のロンドンとパリを舞台にしたお話
ヒロイン描写がかなりすごいが
冗舌なようでもわきまえた表現がさすが
娯楽小説な筋書きでありながら
時代絵巻の拡がりは
文章で表現する小説ならではの小説らしい小説 -
シドニー・カートン!!
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母親にはじめて買ってもらった文庫本(のひとつ)。旺文社文庫だった。表紙はほぼ同じで、こちらはカラーになっている。あまり面白かった記憶はなく、読み終えたかどうかも定かではない。
今回、新訳ということもあり、懐かしくなって読んでみた。けっこう面白いじゃないですか!! なんとなく結末がわかっていても、思ってもみなかった伏線がつながってくる快感と、後半に向けて尻上がりに加速するスピード感が素晴らしい。ディケンズにしてはコンパクトなサイズも、話が広がりすぎずよい。名作。 -
シドニー!
前知識なく読み始めてフランス革命が舞台と知る。
ロンドンとフランスの。イギリス人とフランス人の。
アガサ・クリスティの「バグダッドの秘密」からの。
シドニーの言葉が優しい。 -
予定調和のような展開でありながら、長編を難なく読ませるディケンズはすごいです。途中で一度だけでてくる「私」は語り手なのでしょうか?革命家、貴族、庶民、いろいろな立場の人がそれぞれの物語をロンドンとパリで紡ぐ物語は、まさに二都物語。世界で読まれ続けている名作には違いありません
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これはもう、「シドニィィィー!!!!!(樹木希林の『ジュリー!!』風に」の一言