ロスノフスキ家の娘 下 (新潮文庫 ア 5-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161067

感想・レビュー・書評

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  • 『ケインとアベル』ほど、心に響く話ではなかったけど、
    話の展開が早く政治色の濃い下巻でも、スイスイ読めた。
    まるで、トランプとヒラリーの大統領選と、ついこの間あったトランプの大統領就任式を彷彿とさせる話をグッドタイミングで読んだ。

    下院選と上院選では、自らの知恵と努力で当選出来たフロレンティナなのに、大統領選では最後まで戦わずパーキンの条件をのみ副大統領に、パーキンが死んで大統領にと、なんかトーンダウンしてきた感じがすっごく残念。
    私としては、フロレンティナのパワフルな勢いで彼女自身の手でのし上がってもらいたかった。

    パーキンが最後、また1期大統領をするべく出馬宣言したときは、「なに、このオヤジ! 気に食わん!!」と思ったけど、
    実はパーキンは自分が長くないことを知って、本当はフロレンティナに大統領の職を継いでもらいたいのに、ラルフ•ブルックスとの秘密の約束かなんかあって彼を立てるために(?)一応そう言ったのではないかなー。なんて最後読み終わった後に思ったんだけど、違うかなぁ~?
    そんな奴じゃないかなー。

    私としては上巻の方が面白かったけど、
    上巻下巻のトータルでは星3つ半。

  • 再読したい 図書館にあり

  • obtnd

著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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