棲月: 隠蔽捜査7

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 958
感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103002598

感想・レビュー・書評

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  • これまでのシリーズとは違って、事件はゆっくりと進展する。少しまどろっこしいくらいだった。途中で竜崎への異動辞令が出される。実際に辞令が下された箇所では、私も深呼吸してその辞令を受けるような気持ちになって読んだ。
    隠蔽捜査シリーズは残り一冊。

  • 異動、残念。
    所轄の皆さん、いいキャラでした。

  • 大森署最後の事件!?

    コンピュータ関連のテロ事件のようなことから事件は始まります。

    相変わらず嫌な人も出てきますが、それを現実主義というのか、そういう考えで一掃する竜崎署長。(それがまたいいのです)

  • 竜崎署長とサイバー事件は、異質だが、竜崎流のやり方で事件を解決した。
    大森署から神奈川県警への異動が決まり、新展開が待っている。

  • 2020.8.25

  • 順番が少し前後してこちらを先に。竜崎さんがちょっと感傷的になっていて驚く。そしてその感情に一番驚いている竜崎さんがとても可愛い。そこをサポートする奥さんも素敵だった。大森署の竜崎に馴染んでいたので、神奈川県警の竜崎、はしばらく違和感を感じそう。またそこでも彼らしく人間関係を築いていくのだろうか。とても楽しみです。警察ものなのに事件に全く触れない感想を書いてしまうのもこのシリーズならでは、なのかな。

  • やっぱり面白い。後半一気読み。
    大森署を去るのは寂しいけれど次でまた活躍と新しい出会いに期待。
    戸高はもう出てこないのかぁ…
    2人の掛け合いもう少し読みたかったな。

  • 原理原則だ、と言い切る竜崎署長を尊敬する。

  • 降格人事でキャリアながら大森署署長となった竜崎。しかし、どこにいてもやることをやる姿勢に変わりはなく、署員からも信頼されてきていた。ある日、鉄道、銀行、そして文科省へのサイバー攻撃がおきる。時を同じくして殺人事件がおきる。ルナリアんだと呼ばれるハッカーの仕業なのか?不審に思う竜崎は所轄の枠を超えて動き出す。そして、竜崎自身にも異動の話が持ち上がり。
    初めて隠蔽捜査を読んで泣いた。竜崎にとって大森署への赴任は大きなきっかけになったと思う。署員からの信頼、部下を信じる竜崎。神奈川県警でも、やってくれることを期待。

  • 先日「去就」をドラマで見たばかりで、ああこれもあのメンバーで見たいと思った。今回も竜崎らしさが満開!でも、確かに回りがそれに慣れて来てるので、当初のほどのストレスがなくなって来ており、今回の異動はもしこのシリーズを続けてもらえるなら正解のような気はする。今回の事件そのものに付いては、案外あっさり片付いた印象を受けた

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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