薄妃の恋: 僕僕先生

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 561
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103030522

感想・レビュー・書評

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  • 最寄の図書館にはなぜか1発目だけないので、
    2発目からスタートです。

    美少女仙人「僕僕先生」と弟子の「王弁」。
    (「仙人」という響きが怪しくて中国っぽいなぁ。)
    おもしろいぐらい僕僕先生にべた惚れな
    ちょっとおとぼけ王弁くんがジタバタしていると、
    すっと僕僕先生が手をさしのべて事件解決という
    パターンのお話が多いみたいです。

    意外と王弁くんが悶々と〈青年〉しているのが新鮮でした。
    そりゃめっちゃ別嬪さんと四六時中一緒にいれば、
    そうなりますわな・・・頑張れよ、王弁くん。

  • Yay, she's back! Haha, poor 弁, always being constantly teased by her. At least he's growing bit by bit. Let's see if he can get any closer to 僕僕 in the next book, though I doubt he'll go very far... ;P

  • 薄妃ちゃんは水川あさみちゃんにやってほしいかなー?
    王弁君はだれかなぁーいまのとこなんとなく妻夫木君イメージかなぁ。

  •  「僕僕先生」の第二弾は、連作短編集となってました。
     中国の古典を下敷きにした設定は同様ですが、怪異譚ごとに仲間(?)が増えたりすることで、余計にラノベ的な要素が強まってますね。
     様々な人間の悲哀に巻き込まれながらも、美少女仙人と弟子とのやり取りは緩やかで、そこから絶妙に脱力な心地良さを生み出してます。
     震えるような感動を味わえることは決して無いが、この無難な心地良さを味わい続けたい。

  • 好きな人にむっつりな思考を読まれてしまうなんて不憫な王弁……。同じ男として同情してししまう…。前回に比べてインパクトが落ちたというか、どうにもスッキリしない話の終わり方が多い気がする。

  • この作家さんのちょっとした表現が
    ほんわかやさしい感じが好きだなぁ。
    最後は僕僕もかわいかったしなぁ。
    あんなことされちゃぁ、男はたまんないよなぁ。
    すごくかわいいなぁって思える本です。

  • 陳腐で、新たな感慨はなし。雷の話がとくに。

  • 僕僕先生が帰ってきたよ!という2巻。
    短編になっていて読みやすかった。
    それでいて話同士繋がっているのがたまらない。
    旅の仲間ができるのは面白い。
    それにしても意外と結構えろすあるとおもう。

  • 王弁も五年の間に、ちょっと立派になったかな~。
    ゆる~い感じがいい。

  • 僕僕先生シリーズ第2弾。今回は連作短編のような形式です。旅に出た王弁と僕僕先生たちのパーティーに、薄妃が加わりますが、この薄妃がとっても魅力的です。この際ですから言っちゃうと、このシリーズでナンバーワンの女性です。しかし名は体を表す。残念ながらナイスバディではなくペラペラの一反もめん状の美女です。しかも彼氏持ちのやりまくり…。でも可愛い女性です。そんなパーティーが行く先々で様々な出来事に出くわしますが、教訓的でも教条的でもなく、ほのぼのとなんとなく切り抜けていきます。そして旅は続く…。

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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