マドンナ・ヴェルデ

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103065722

感想・レビュー・書評

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  • わけのわからない展開。最後もわからない。順番を教えてほしい。

  • 先月読了した「ジーン・ワルツ」と対になると知り、読むのがすごく楽しみだった。私が母親なら、理恵みたいなクール…コールドな娘は嫌だなあ。彼女には血液じゃなくてオイルが流れているのでは、と思ってしまう。母親も夫も自分の願いを断るわけがない、と疑わない傲慢さ。ジーン〜で見せた理恵の頭の良さと回転の速さに性格の歪さをプラスしたような印象を受けた。いい年した娘をちゃん付けで呼ぶのはどうよ?と思っていたけど、みどりが理恵の思うがままじゃなくて、きちんと双子のために行動したところに拍手したくなった。

  • おもしろかった。
    ジーン・ワルツの別視点版とのことだったが、だいぶ前に読んでいるので、あまり覚えていなかったが、なんとなく思い出しながら読めました。
    はてさて、理恵ちゃんはどんな母になるのか?

  • 代理出産、体外受精問題。
    「ジーンワルツ」続編、というか同時進行の別視点のストーリー。
    クールウィッチ曽根先理恵も母親にかかるとわがままなひとり娘なのだなという感じがした。

  • (2010より転載)
    『ジーン・ワルツ』で結構謎の存在だったみどりさん。
    内面を知ることが出来てよかった、と思うのと同時に、もう一回『ジーン・ワルツ』を読んでみないとなー、と思いました。
    そうだよね、代理母だもんね、って感じでした。
    2010.8.10~8.17読了

  • 代理出産の話。私も子どもがほしいけど、歳も歳だし、パートナーはいないし。こんな方法もあったかという感じだった。海堂さんの本にしては普通に終わった感があった。(バチスタが衝撃的だった。)

  • おばあちゃんが、娘の子どもを『産む』。代理母の難しい問題。

  • 理恵先生、なんてドライなんだ・・・。

  • 感想、間違えた。ジーンワルツの後、再読。やっぱり、みどりさんの心境は、わからないなぁ。

  • ジーンワルツの背表紙的物語。物語の表と裏を、つまり違う側面から描くってことが、こんなにもおもしろいことだと教えてくれる作品だとすれば、これはすごいことだ。遺伝子の謎。医学の進歩。神の領域。母親は誰?清川視点と理恵視点。お互い一枚の絵画の裏、表を見ているはずなのに、いつの間にか同じ側から、しかもまったく別の絵画を眺めているって言ったらいいのかな?終着点が同じってところがまた不思議。いやー海堂尊、好きです。言葉の簡明さ、論理の簡潔さ、尊敬するわー。ただ、半分こという結末には全く納得がいきませんでしたけど!

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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