- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103361510
感想・レビュー・書評
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5月-14。3.5点。
元交際相手の妻(妊婦)・娘ふたりを放火殺害した、
一人の女。
悲惨な生い立ちを振り返りながら、放火までの人生を描く。
悲惨のひと言。最後はあの終わり方が救いだったのかな。
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元恋人の妻と子供達を放火によって死に至らしめた、その罪により死刑宣告された女。整形シンデレラと呼ばれた女。
彼女の死刑が執行される日、空は美しく澄んでいた…。
一人の死刑囚と、それにまつわる人々。幼い頃から現在に至るまで、主に関係者目線で進み 世間がモンスター扱いをした犯人がその日を迎えるまでが描かれています。
いかにもやりそうな顔つきだ、生い立ちからして問題がある、先入観って恐ろしいものですね。
何も知らない人に限って無責任な発言をし、秘密を知っている人に限って沈黙する。
面白くなかったわけではありませんが、なんというか負のパワーにやられました…。 -
設定は薬丸岳を思わせる。なんかやりきれない話だけど読ませる。
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2018_94_10-041
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WOWOWでドラマ化されるので、この著者は初読だが読んで見た、竹内結子が主演とのことで、脳内で彼女の演技が見えてきた。物語は後味の悪い結果で終わってしまいドラマではどうにかならないかと期待してしまう、冤罪で死刑を執行してしまうなんて最低だ、確かに無実にも関わらずその当事者が死を望んでいたらどうするんだ、国家は自殺幇助したことになる。物語では相変わらずマスコミのろくに取材もしない記事が出てくるが、今やマスコミと言う職業は世間で一番いやしい職業に落ちてしまったような気がする。
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思い切り希望をもったところで突き落とされました。悲しすぎるよ。
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重い。
不幸な身の上から、ストーカーになり、かつての恋人とその家族を放火で殺した女の話。
ただ……
女のキャラがイマイチしっくりこなかったが、そのお陰か真相がわかるまで引っ張られて小説としては良かった気がする。
真相は読んでのお楽しみですが、結末は重かった。。。
とはいえ、そのせいで十分インパクトのある読後感になりました。
色々書いちゃいましたが、あまりレビューを見ず、先入観無しで読むことをオススメします。
若干暗くて重いですが、社会派の小説が好きな人に読んでいただきたい。。
結構読み応えありで、オススメです。 -
途中で、あれ?と思ったところから、また人が動き始めて、混沌として…これは、映画向けだなぁ、130分ぐらいの映像にまとまったら、いいなぁという印象でした。
2018/1/9読了