サナキの森

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 158
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103380115

感想・レビュー・書評

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  • もどかしい

  • 内容はともかく、読みづらい。ところどころあまり見かけない漢字が出てくるのは、常用漢字ではない漢字なのかな。

  • いや。。。微妙なありえないエンディング。。。

  • おじいちゃんが遺した手紙に導かれたヒッキーの孫娘が密室殺人の謎に挑むってなストーリーなんですけど、本編に挿入される小説内小説が旧仮名遣いなのにルビがなくって読み難いことこの上ない。第1回新潮ミステリー大賞受賞作だそうですけど、次はどうするかなぁ。

  • 対人関係に難があり教師の仕事を辞したヒロインが、村で出逢った少女と共に祖父の遺した小説に関わる80年前の密室殺人の謎を解決せんとするミステリ+ちょっと成長譚。夏の情景が香る文章に乗せて悩みへの決別、新たな一歩を踏み出すまでを綴る作風は彩坂美月に近しいです。が、作中作を用いた伏線の提示がかろうじて光っているとはいえ、選考委員の名前で構えておくべきか、イマドキこのトリックでデビューさせたのは信じられないというレベル。特段の不備があるわけではないにしろ、新設のミステリ系新人賞の受賞作が改稿を加えてこれはまずいでしょう。

  • 祖父が可愛がっていた女孫に自分の死後のことを託す、というのだから、おどろおどろしい話の筈がない。ということで安心して読めはする。でも、真相がわかってみると、それって孫に託すことか? とも。微笑ましい話ではないし。
    自意識過剰のニートヒロインがややうっとうしく、彼女のヒーロー?の思わせぶりな存在感がわざとらしい。女子高生のほうはいいキャラだけど、無防備すぎる。日常から逸脱しないからいいのか。曾祖母のことだけど。
    ミステリとしては平易。恋愛もどきとの二本立てと読める。読んだ感触は、森 晶麿さんの「黒猫」シリーズに似ている。

  • 作家の出身地の岩手県が舞台の話。
    主人公の紅の祖父が書いた小説。その小説を持っていたある村の祖母の孫娘泪。二人で過去の事件を追う。
    過去の小説や手紙とのリンクは綺麗に繋がっていた。
    綺麗繋がり過ぎかも?
    昔の漢字は難しい!

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