あなた

著者 :
  • 新潮社
2.85
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本棚登録 : 250
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103710042

感想・レビュー・書評

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  • なんだろなー。
    初めて乃南アサさんの本読んだ時、説明的な匂いがめんどくさく感じたのを思い出した。しかし最初に触れたのが「凍える牙」で刑事物だったせいかトントン読み進められ、その後も芭子さんや綾香さん、高木巡査など愛すべきキャラの物語が多かった為、めんどくささにも慣れてすっかり忘れておった。が、「六月の雪」「あなた」と、波長の合わない物語が続いたせいか、感覚で判るようなシーンでも説明的な語りが気になりはじめたらやたら気になり、ちとバテた。「あなた」はストーリーそのものが好きじゃない上に、誰一人感情移入できる登場人物がいなかったから余計に疲れたのかな。
    泣けるホラーという帯にそそられ手にしたが、ワタシの泣きツボとは程遠く、ホロリともしなかった。
    結果、がんばって星ふたつ!

  • なーーーんか、チープだなあ…って思ったけど

    時代の流れ?ケータイ小説の連載??
    無駄に長かった、筈なのに、内容が薄いという感想しか出てこない不思議←
    こんだけ読んだのにw序盤で誰の仕業…というか正体分かるしダメやんこれ


    つーか死に損でかわいそー

  • 長すぎ…

  • とにかく、登場人物がみんな好きになれない。
    狡猾で陰険なくせに小心者で最低な主人公。何かの人格障害なんかじゃないかと思うほど。カンナと出会ったことで変わったように書かれているけど、やっぱり変わってないと思う。後味もよくない。

  • うーん、物語の方向性としては
    悪くないと思うけど、無駄に長いかな。。。
    とにかく前半が長すぎる。
    半分位の長さだったらよかったと思うけど。。。

  • 話し手がいろいろ変わるので、戸惑いつつ。
    さらに、途中で挿入される携帯メールが誰からなのか、混乱しつつ。

    うーん。
    恐怖と切なさが交錯する「泣ける」長編ホラー小説。。。とありますが、切ない話ではなかったなぁ。
    あそこまでしつこいと、切なくは感じられない。やっぱり迷惑でしょ。

    途中で、彼女の正体が誰なのかわかってしまった。
    彼女に共感できず。いまいちでした。

    最後、道連れはいかんでしょ・・・

  • うーん…2人称の文章にする必要性はわかるものの
    長編で読むには少しつらい…

  • まさにこの表紙のイメージ通りの結末。常に誰かの気配を感じる主人公。。。「あなた」以外のタイトルは絶対見つからないだろう。怖いっ!!

  • いまいち。途中から展開が分かってしまうしホラーなんだけど全く怖くない。

    090823

  • うーん。途中から先が読めるんだよね。ヤッパリねっていう感じ。使い古された感満載だけど、最後まで読めたから、それなりの筆力はあるのだろう。次に期待。

著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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