ソロモンの偽証 第II部 決意

著者 : 宮部みゆき

• 新潮社 (2012年9月20日発売)

感想・レビュー・書評

[SACRAさんの感想 · 2021年5月26日]

描かれている中学生の様子は立派すぎます！子供たちを取り囲む大人たちの様子はリアル！　Ⅱ部読み終わっても、謎は深まる一方。自分なりに事件の真相を考えてみた。これ、ほんとにビックリするような結末じゃないと、Ⅰ・Ⅱ部でこんだけ盛り上がった気持ちの整理つきませんよ。　茂木記者もいけ好かない人ですが、私はやっぱり佐々木刑事が嫌いだな・・・。

[読生さんの感想 · 2021年1月31日]

1巻の人の悪意が渦巻く雰囲気に比べれば読みやすい。
でも、こちらはこちらで苦しい。
読者には見えてしまうから。
神原くんが抱えているもののおぼろげな姿が。
とても切ない。
職員室はどうなってるんだろうな。
あの夏休みの職員室の雰囲気は、この状況でどうなっているんだろう。

[littlebambさんの感想 · 2021年1月2日]

感想は第3部で

[osawatさんの感想 · 2020年2月3日]

ふむ

[さやかさんの感想 · 2019年12月28日]

続きを読んで良かったです。少しずつでも、解決に向けて進んでいると感じられました。第三部が楽しみです。

[chigameさんの感想 · 2019年9月11日]

第Ⅰ部を読んで、あまりの長さに挫折しそうになったけれど、ブクログのレビューを読むと第Ⅱ部がおもしろいという意見があったので、挫けずに読んでみた。
大人の私でも裁判に縁がないと、弁護人、検察、判事、陪審員、廷吏なんてどういう役割をする人なのか全然わからないのに、中学生がここまで自分たちでできるのか？という疑問点はあるものの、ひとつの読み物と考えれば次々にいろんな事実が明らかになって、それがどう裁判でつながっていくのか楽しみになった。
なにせ一番苦しいのは柏木君のご両親だと思うから、お二人にとって救いどころのある結末になってほしい。
ここまで読んだら、第Ⅲ部も読まずにはいられません！

[ヨウスケさんの感想 · 2019年4月11日]

中3 ◯

[maki♪さんの感想 · 2019年3月11日]

検事、藤野涼子。弁護人、神原和彦。被告、大出俊次。罪状、同級生柏木卓也に対する殺人の罪。
城東第三中学で行われることになった学校内裁判に向けての準備が始まる。罪をさばく目的でなく真実を求めて。
他校の生徒神原の目的は？私はやはり、小林電器店の前の公衆電話から電話を掛けたのは、彼だと思う。それが、「本人」と言うことだと。
でも、何も見えない。ここに来ての目撃者樹理の主張もどこに向かうのか？
皆がそれぞれの決意を胸に立ち向かう裁判をしっかりと傍聴する事にしよう！。。。って、再読なんですけどね(^_^;)

(2012年10月初読)
三中の生徒藤野涼子が真実を求める声を上げ、学校内裁判を開催することを決定した第Ⅱ部 最大の謎は、神原和彦だよなぁ。。。 柏木少年とそんなに仲は良くなかったと言いながら。。。。 美術の先生の証言からだと、かなりの仲良しっていうか同志みたいな印象？？ 大出家の事情にもかなり興味があるみたいだし？？ 私の予想、死亡当日の柏木少年と連絡をとってたのは間違いなく彼だよなぁ。。。 とにかくみんな、中学3年にして凄すぎじゃない！？

[gyamanさんの感想 · 2019年1月27日]

1

[beakmarkさんの感想 · 2019年1月20日]

第I部につづき、一気に。ちょっと中学生らしからぬ印象のところもあるにはある（高校生位の方がいいんじゃないの？ というやりとりとか）

第I部の時の読了メモにまだ駒が揃ってなさそう、と書いた分はもちろんちゃんとこちらに書かれていて、つまりなにが言いたいかというと、どう着地させるか（あるいは着地させないか）が気になるので、早く第III部を読まざるを得ない。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。