- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103808060
感想・レビュー・書評
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優しくて少し切ない女の人のお話。
ただ「つめたい夜に」が良すぎた。それ基準で読んでしまうと物足りない。
興味をひかせるような長い題名、実はあんまり好きじゃない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。
さらさらと読めるんだけど、
なんだか奥が深い。
読んだのはだいぶ昔なんだけれど、読み終わって、うーんってなった。
しばらくして、もう一度読み返したら、
うん、なんだかわかるような、わからないようなってなった。
歳を重ねるにつれて、意味がわかっていくかなあと感じた。 -
江國香織が書く女性は、精神的にどこか病んでいる。
そこに嫌悪を感じつつも、ついつい読んでしまう。
『どこでもない場所』の心地よくふわふわしていた雰囲気と、『そこなう』のどうしようもない余韻がお気に入り。 -
いっぱい恋愛して、仕事に没頭して、
結婚したり、しなかったりした何年、何十年後かにもう一度読んでみたい。
そんな恋愛短編集。 -
短編集。タイトルに惹かれて読み始めた。
不気味な溝、住宅地、どこでもない場所、そこなう などに強く思いが残った。
作者曰く、「たとえば悲しみを通過するとき、それがどんなにふいうちの悲しみであろうと、その人には、たぶん、号泣する準備ができていた。」 -
短編集で読みやすく、あっという間に読み終えた。
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急に恋愛小説が読みたくなって。それもべったべたに甘い様なやつを。それで江國さん借りたんだけど。なんでこれチョイスか。なんか題名がきになっちゃったんだなぁ。
表題を真っ先に読んで気取った様な文章にいらいらしてこの人の短編集とそりが合わないと感じたけど結局読み切ってしまった。全部おんなじに感じた。
あとがきの文章が一番気取ってなくて良かった。
私の人生の中で読んでも読まなくてもいい本だった。 -
短編集を集めた作品。
殆どささくれた女性が主人公。 -
タイトルがよかった