アナログ

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103812227

感想・レビュー・書評

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  • 話し言葉主体だから読みやすい。
    普通の勤め人の生活をした事がないのに、よく破綻のない程度のリアルで書けるなぁと思った。
    自分には木曜日に会うだけの関係で思い続けるのは無理だなと思ったけど、主人公達は背負ってるものが大きくて新しく進めない気持ちを不自由な逢瀬にする事で物理的にもブレーキをかけているのか…

  • 恋愛の過程は素敵な設定であるが、家族の死や結末は感動を無理に詰め合わせた感覚があった。
    主人公の唯一の拠り所となっていたのが友人とのくだらないやりとりであるからか具体的にかなり多く描写されていたが、読者によってはそこに共感することはなく、むしろ雑踏のように感じ流し読みをしてしまった。
    数時間で読むことができるが、心を穏やかにしたり動かされたりしない。暇潰しに読む本。

  • 時代が現代とは思えないストーリー。
    作者の年代を考えれば、仕方ないのかな?

  • 映画になるということで読んでみた

    彼女との2人のやりとりが少ない

    悟の友達や会社の大人たちの品のなさがちょっと邪魔かも。

    「アナログ」なのもいいよねというような内容を期待していたので少し残念。

  • 今は完全なる情報社会。そんななか、お互いの素性も知らず、連絡先も知らず、不確かな約束から始まる優しく脆く危うい恋愛。

  • 昔はこの場所に何時と待ち合わせ時して、相手が来るのか、遅れるのか想像してたのを思い出しました。

    悟は割とキラキラした仕事を模索しながら取り組んでいく。対して、気になるみゆきとの恋愛はアナログな世界で、品があり丁寧な純愛が描かれていた。下ネタ混じりの同僚に突っ込まれながらも、進展を聞かれてたりして結婚がチラつきつつも介護施設に入った母が急に亡くなったけれど、高木、山下など悟の友人達が温かい。大阪に出向してからも忘れられず、みゆきの意外な正体が面白かったです。

    レバーとネギマの話が気になった…

  • ビートたけし小説、初見。意外とひねりもなくあっさりと流れている。純愛?なんかもどかしい感じ。それが、アナログということの意味だろうか? 主人公が、中高生みたいなピュアな恋をし、来なかったということであきらめる。実は、というあたりからはできすぎなような。

  • 「たけしくん、ハイ!」以来、久しぶりのビートたけしさん(^^)いいじゃないか!アナログの恋(*^▽^*)途中でもうダメか(ToT)と思ったけれど、こういう話は必ず友人がなんとかしてくれるんだよね~(^^;)

  • う~ん…まあ、淡々とした終わり方でしたねぇ…やたら主人公が泣いているシーンが多く、そこは気になりましたけれども、全般的にはきちんとした恋愛小説に仕上がっているのではないでしょうか…! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    商業小説家と違い、難しい表現やら比喩とかも出てきませんから、すぐに読めますね! デザイン関連の仕事の記述がやたら事細かなのはアレですかね、たけしさんの趣味が反映されているからでしょうか…?

    ヽ(・ω・)/ズコー

    個人的には映画化してもいいんじゃないか…? と思いましたねぇ…たけしさん…自らメガホンを取り、実現してくれないでしょうか…? だとしたらすげえ楽しみなんですけれどもねぇ…。

    小説の感想についてはまあ、よくも悪くも…うーん…たけしさんの理想というか、人柄が感じ取れるような、そんな小説でしたね。おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • うん、映画監督をされるくらいだから小説も書かれるでありましょう。
    子の中に出てくる人たち、男性も女性も好きです。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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