- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103834083
感想・レビュー・書評
-
キズキが死んで直子は生きていくことができなかったけれど、
楓が死んでも雫石は生きていくことができた。
片岡さんと結婚までして、法律上も家族になって、
中心に楓をおいてなお生きていけている。
生きていくことが怖くなくなる最終巻。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズ良かった。おそらく娘が一人暮らしするときに一式買って渡すと思う^^
-
ただただ家族で公園へ行って、お母さんが作ってくれたおかずとコンビニのおにぎりを頬張って、ちょっとからだを動かして、噴水の水しぶきにあたって、ベンチでぼうっとして、それだけの休日。そんな日があるから、生きていたいとそう思ったきのうのような本だった。
-
やはり、昔みたいに120%共感してのめり込むことはないけれど。
ひたすら自分の信じる素敵なものだけ語るんじゃなくて、違うものを言い訳してる感じが、すっ飛ばしたくなっちゃうけど。
覚悟とか、信念とか、そういうものを感じさせる。 -
図書館
-
愛の形は定型でないと教えてくれる。形に拘らず、物事の本質を考えて感じて生きている登場人物が魅力的。
-
王国シリーズの完結に相応しいお話でした
なんとも言えないな~
よしもとばななさんの作品は優しくて不思議で近くて遠い世界
綺麗すぎてびっくりする世界
こんな心の人がいるなんて驚きだな -
王国シリーズのその後。読んだら幸せな気持ちになれるというお約束感は、最終巻でもやっぱり健在でした。
-
順調に「王国」シリーズを消化していってる。<その3>が通過点だったなら、ここは休憩所。それもあまりに居心地のいい。