語り女たち

著者 :
  • 新潮社
3.10
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本棚登録 : 234
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104066056

感想・レビュー・書評

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  • アラビアンナイトの千夜一夜物語のように、女性が短いストーリーを話すもの。短編集とも言えるかもしれない。
    女性が話すストーリーは、「世にも奇妙な物語」のような感じで、とても奇妙なものもあれば、現実にもありそうだな、と思われるものまである。

  • 語り出されるのは、幻想的な――そして日常的な――“謎”のものがたり。微熱をはらむその声に聴き入るうち、からだごと異空間へ運ばれてしまう、17話。

  • 図書館で何回も借りた本。
    最近文庫本でもでたみたい。
    欲しい。

  • 語り出されるのは、幻想的な――そして日常的な――“謎”のものがたり。
    微熱をはらむその声に聴き入るうち、からだごと異空間へ運ばれてしまう、17話。

  • 面白かったです。けどちょっとゆるーい感じが。

  • 040822

  • 人公の男性が17人の女から聞いた17の話が順にのっている短編集。
    どの話も不思議で、じんわり涙が出てくるあたたかな感動のお話も。

    ただ残念なのは(カラーイラストや文字の為だろうか?)この本の紙質がつるつるなこと。

  • イメージ的には「水に眠る」タイプか。どうしてもミステリ系を期待してしまうのは悪い癖だな。

  • いつ出たのか。久々に北村氏の新作を読みました。
    不思議な雰囲気の話ながらも、非常に北村さんらしいお話。

  • 2005/5/23

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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