春になったら莓を摘みに

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104299027

感想・レビュー・書評

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  • これはあまり自分的には合わなかったなあと。

  • エッセイ。いつかイギリス行ってやると思った

  • どうしてこの人の本は何時も温かいのだろー。と思う。
    何故か最後泣けた。

  • 理解できなくても受け入れる、って、やろうと思っても難しいよなぁ。

  •  <B>著者が学生時代をすごした英国の下宿。
     かつてそこには、児童文学者ベティ・モーガン・ボーエンこと
     女主人ウェスト夫人とさまざまな人種や考え方の住人たちとの、
     騒動だらけでとびきり素敵な日々があった・・・・・。
     夫人の「理解はできないが受け容れる」徹底した博愛精神と
     時代に左右されない手仕事や暮らしぶりは、
     生きる上で大事なことを、そっと心に落としてくれる。</B>
                                        (帯より)


    上記のとおり、梨木香歩さんのエッセイです。
    彼女の著書の底流に流れるもののことが、とてもよくわかったような気がします。
    ウェスト夫人からの手紙がまた、とてもとても素晴らしいのです。
    <B>「理解はできないが受け容れる」</B>こと。
    たったそれだけのことができるなら、世界に争いなどひとつもなくなるのでしょう。何ら特別なこととしてではなく、日常で自然にそれをしているウェスト夫人との出会いは、著者の骨の一部にたしかになっていることでしょう。

  • 著者の英国暮らしやエピソードを描いたエッセイ。絵画的で静かなあたたかなまなざしを通して湖水地方の自然や人々との関わりが豊かに語られる。児童文学作家だけあって、ゆったりとした余裕のある美しい落ち着いた日本語。イギリスのなつかしい人々への静かな愛情の感じられるとてもすてきなエッセイだった。

  • 筆者初のエッセイ。随筆というべきか。他人との違いを受け入れることの姿。

  • 著者英国滞在時の思い出のエッセイ集。このときの経験が「村田エフェンディ滞土録」に色濃くでているようです。

  • 作者がイギリスにいたときのエッセイ。すごくいろいろ考えさせられた。

  • 旅行エッセイ・・みたいなかんじかな?まぁまぁ。

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著者プロフィール

1959年生まれ。小説作品に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『丹生都比売 梨木香歩作品集』『裏庭』『沼地のある森を抜けて』『家守綺譚』『冬虫夏草』『ピスタチオ』『海うそ』『f植物園の巣穴』『椿宿の辺りに』など。エッセイに『春になったら莓を摘みに』『水辺にて』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋』『やがて満ちてくる光の』など。他に『岸辺のヤービ』『ヤービの深い秋』がある。

「2020年 『風と双眼鏡、膝掛け毛布』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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