- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104346028
感想・レビュー・書評
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いやぁ〜。暗い。
人間の内にあるドロドロしたのが凄い表現。
引きこもり、家庭内暴力、いじめの復讐とか、
何か、案外身近だからなのか、凄く病んでる人達の気持ちがわかってしまう。
うん、怖い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰しもが持つ暗い部分を書かせると特にうまい
と思うこの方。
短編集なんだけど、大抵暗さが漂っていたり後
味が悪かったりするお話ばかり。
私は根暗なのでとっても好きです。 -
<b>手にしたものがどんなに馬鹿馬鹿しい小道具であれ人を殺すのは可能なはずだ、だって殺すのはそのちいさな道具じゃない、それに手を伸ばした人の心だからだ。</b><br>
(P.182) -
小さな悪意のオムニバス小説。表題にもなっている「おやすみ、こわい夢を見ないように」が好き。★
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スタンバイ中
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080204-080205
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友達に勧められて読んだ角田さんの本。
実際読んでみると・・・。
友達が角田さんの本が好きという気持ちがわかったような気がしました。
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2007.12.12
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11/24
こわかったー。
何だかあまり見たくないものを見た気分。
でもこれが真実。
短編集だけど、どの話も雰囲気が同じで、それぞれのお話についての強い印象はあまりないです。 -
とても、今の気持ちに、はまった。人が人に抱く怒り、それはすごく理不尽で浪費で、道理が通らない。エネルギーの、マイナス方向への消耗。ここんとこ、人から一方的に嫌な気持ちにさせられることが多かったので、いろんなことへの怒りがあったのだけど、それが昇華された気持ちになった。物語の浄化作用。
ラロリー。