おやすみ、こわい夢を見ないように

著者 :
  • 新潮社
3.25
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本棚登録 : 542
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104346028

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ〜。暗い。
    人間の内にあるドロドロしたのが凄い表現。
    引きこもり、家庭内暴力、いじめの復讐とか、
    何か、案外身近だからなのか、凄く病んでる人達の気持ちがわかってしまう。
    うん、怖い。

  • 誰しもが持つ暗い部分を書かせると特にうまい
    と思うこの方。
    短編集なんだけど、大抵暗さが漂っていたり後
    味が悪かったりするお話ばかり。
    私は根暗なのでとっても好きです。

  • <b>手にしたものがどんなに馬鹿馬鹿しい小道具であれ人を殺すのは可能なはずだ、だって殺すのはそのちいさな道具じゃない、それに手を伸ばした人の心だからだ。</b><br>
    (P.182)

  • 小さな悪意のオムニバス小説。表題にもなっている「おやすみ、こわい夢を見ないように」が好き。★

  • スタンバイ中

  • 080204-080205

  • 友達に勧められて読んだ角田さんの本。
    実際読んでみると・・・。
    友達が角田さんの本が好きという気持ちがわかったような気がしました。

  • 2007.12.12

  • 11/24
    こわかったー。

    何だかあまり見たくないものを見た気分。
    でもこれが真実。

    短編集だけど、どの話も雰囲気が同じで、それぞれのお話についての強い印象はあまりないです。

  • とても、今の気持ちに、はまった。人が人に抱く怒り、それはすごく理不尽で浪費で、道理が通らない。エネルギーの、マイナス方向への消耗。ここんとこ、人から一方的に嫌な気持ちにさせられることが多かったので、いろんなことへの怒りがあったのだけど、それが昇華された気持ちになった。物語の浄化作用。
    ラロリー。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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