ちんぷんかん しゃばけシリーズ 6

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2014
感想 : 259
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507078

感想・レビュー・書評

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  • 2007年8月8日読了。以下、過去の日記から抜粋。

    恋愛色が強くておもしろかった。
    主人公のお母さんの恋愛話、いいねぇ。
    ただラストがすごくしんみりしてました。
    これ、次にどう続いていくのやら。
    主人公が成長しているのだなと思いましたよ。

  • しみじみときた話。続きが気になる

  • しゃばけの続編。間に何冊か出ているのを知らないで、しゃばけの次、いきなりこれを読んでしまった。

    けれど、違和感なく読める。
    主人公である若だんなの両親の馴れ初めがわかるエピソードもあり、前作を読んでなくても設定が理解できるし、楽しめるはず。

    一話完結なので、しゃばけより読みやすいかもしれない。

  • 若旦那と妖の物語。
    今回は短編集。
    店が焼けて三途の川へ行ってみたりと大忙しな大旦那でした。

    久しぶりにこのシリーズを読んだのですが、
    おかみさんが妖の存在を知ってるって若旦那知ってましたっけ?
    私の中ではおかみさんはそういう人じゃなかったのでびっくりしました。
    読み返さなくっちゃいけないねぇ(若旦那風)

  • しゃばけシリーズ。主人公である病弱な若だんなが、火事で煙を吸った事が原因でとうとう三途の川の前まで来てしまった話から始まって、「もうこの話終わりなのかな」と一瞬不安にもなってしまいました…。しゃばけシリーズはやはり読みやすいし面白いしいいですね!

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    江戸有数の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいたが、日本橋を焼き尽くす大火に巻かれ、とうとう三途の川縁を彷徨う羽目に…。若だんなと鳴家の三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談に気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!大好評「しゃばけ」シリーズ第六弾。

  • 若だんなの三途の川(!)冒険譚から、松之助の縁談話や陰陽師との対決や、盛りだくさんな短編集。相変わらず楽しく、それでも何かを考えさせられるこのシリーズ。ますます目が離せません。
    今回のテーマは「別れ」なのかなあ。それがいちばん顕著なのが、「はるがいくよ」。しんみりほろりとさせられました。自然の摂理というものはたしかにあるけれど。視点を変えてみると、こんなところにも深い悲しみがあったのだなあ、と。若だんな同様、なかなか気づきませんでした。
    あとシリーズファンとしては、「空のビードロ」再登場にまたほろり。「ぬしさまへ」収録「空のビードロ」は、シリーズ中もっとも心に残る話だったものなあ。

  • 145がおもしろかったかな
    23もおもしろかったけど、なんか時間がかかってしまった
    若だんながちょっぴり切ない感じの本でした
    はるがいくよ、で、うっかり涙が出そうになった
    「私も小紅が好きだよ。小紅が小さな頃から、変わらずにずっと」
    「家鳴達は、松之助さんへの婚礼の祝いを選んでいるんだよな。おまけに、三春屋の栄吉も店を離れると、余所から聞いたぞ。私は耳が早いだろう。つまり若だんなは今、寂しいんだな」

  • とうとう三途の川縁まで来てしまった若旦那、しかも病気じゃなくて火事が原因。死ぬに死にきれないか?
    なんて思っていたら主役が死んだら終わりです。 笑 短編なので読みやすい、表題作もいいけど「はるがいくよ」は涙無しでは読めなかった。小紅の仄かな恋心、若旦那も大人になっていくのかな~。

  • 久々に読んだしゃばけシリーズ。安定した面白さです。今回は長崎屋の火事から始まって若だんなは死にかけるし、兄には縁談がくるし、鳴家たちは相変わらずだし(笑)

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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